2003年03月21日(金) |
スモーキング女に天誅を! |
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その日、オレは6年ぶりに会った旧友と再会を楽しんでいたんだ。四天王寺近くのロイヤルホストは平日の昼食タイムを過ぎていたので空いてると思ったが、禁煙席は満席で、仕方なく二人とも非喫煙者だったが「喫煙席」に座ったんだ。想像力と危機管理能力の欠如ゆえにその後に引き起こされる悲劇も予想できずに・・・
オレたちはお昼のサービスランチ980円+ドリンク200円を注文し、値段のわりにはまあまあだったステーキを喰い談笑していた。隣のテーブルは空席だった。まさかその席にそんな迷惑な客がやってくるとは予想もしていなかったのだ。その席に座ったのは、じゃりんこチエのような平面的な顔でメガネをかけた女だった。もっともオレたちは久しぶりに逢えたということで話に夢中で、どんな女が隣席に座ったかなど全く気にも留めていなかったのだ。
談笑しているオレたちの前を煙が行き過ぎた。煙はやがてオレたちのテーブルの上空を直撃し、風邪気味だったオレの友人は思わず咳き込み、そこにも容赦なく煙は襲いかかったのだ。ああ、なんという悲劇だろうか。こんなことになるのなら、多少待ち時間はかかっても、禁煙席に空席ができるまで我慢すればよかっただろうに。あるいは面倒であってもそこで一言「すいません、隣のクソ女の煙ががまんできないので禁煙席に移らせてください」と言えばよかったのに。
チラリと隣の席を横目で見ると、なんとその女はテーブルの上に履歴書を広げていた。なんと就職活動中だったのだ。それにしてもよく吸う女だ。きっと肺は真っ黒だろう。空調の関係で煙が隣席のオレたちの顔面を直撃してることなど全く意に介さず、無神経に連続で次々と吸い、タバコを灰皿に置いては筆記用具を取り出し、その間も煙はオレたちを直撃する。
オレはその女の履歴書の項目を1.5の視力でのぞき込んだのだが、そこにはもっとも大切なことが記入されていなかった。
>「おまえは超ヘビースモーカーじゃないか」
その最大の特徴を書かずにどうするんだ。それだけ吸ってるということはその分おまえは仕事を中断するということなんだ。そんな欠点を隠して就職活動をしている迷惑な女に天誅あれ。
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