2003年03月12日(水) |
就職難は自己責任だぜ |
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オレは人に頼まれた買い物をするとき、手書き領収書を必要とすることがある。そういうときは店員に書いてもらうわけだが、一番困るのはそいつらが「漢字を知らない」ということである。「麒麟」や「薔薇」というマニアックな文字が書けないのなら許せるが、「図書館」とか「周辺機器」という教育漢字レベルが書けないのだから困りものだ。仕方なしにメモ用紙に書いて見せるか、代わりにオレが書くわけだが、明らかに「普通の若者」の知的レベルは年々低下している。ろくに本も読まずにプレステやゲームボーイにうつつを抜かし、マンガしか読まず、携帯でおしゃべりしたり馬鹿メールを打ったりする日々を長い間続けて来たせいだろう。そういう連中が「希望通りに就職できない」などとほざいてるのを見ると、思わず「あほか!」と言いたくなる。なぜ希望を叶えるための努力をしてこなかったんだ。
1万円のものを買うのに二千円しか持っていないとする。買えるわけがないということは馬鹿でもわかる。しかし、ごくまれに「頼むから二千円で売ってくれ」と食い下がる馬鹿もいる。そして、店主に断られると悪態をつき、店のシャッターを蹴ったりガラスをぶち割ったり品物を万引きしたりする。こういう手合いは存在そのものが迷惑である。
自分の能力のなさを棚に上げて一流企業に就職したがってる連中のレベルは、本質的にはこの馬鹿と同じである。十代の頃にろくに勉強もしてこなかった連中がいっちょまえに「アタマを使う仕事」を希望しているわけだ。教養を身につけてから出直してきやがれ。それにしても日本の平均的労働者のレベルはどんどん加速度的に低下してるようだ。何より読書の習慣がなくなった。電車の中で読まれてるのはペーパーバックや文庫本ではなくてマンガ雑誌だ。
恐るべき勢いで若者の白痴化は進行し、内容を大幅にカットした指導要領がそれに拍車を掛ける。韓国や中国の若者の勤勉さと、日本の政治家たちの無能ぶりを思えばこの国の将来が限りなく不安になってくる。とりあえず合法的にゼニをため込んでおいて、日本脱出の構想でも練っておいた方がよさそうだ。馬鹿と運命を共にして沈没したくはないからなぁ。
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