2003年03月08日(土) |
代議士かヒモか、どっちだ? |
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代議士というのは一応立派な職業(?)とされている。高給を保証され、選挙によってその地位にふさわしい人が選ばれるのである。一方、ヒモというのは収入は飼ってる女の稼ぎ次第という不安定な身分で、ふだんは仕事もせずにパチンコやギャンブルをして過ごし、ろくでもない男が多いというのが世間の相場だ。両者は本来雲泥の相違がある存在のはずである。ところが坂井隆憲という男は珍しいことに代議士でありながらヒモという希有の存在であったらしい。
ヒモとは一般的に「自分には搾取し続ける権利がある」と思いこんでいる人種を言う。金をもらえることを心から感謝し、その恩恵に応えるために努力する人間は普通「ヒモ」とは呼ばれない。毎日同じ人から恵んでもらう乞食が、自分のもらえるお恵みを「定期的な収入」と勘違いすればお笑いだが、実際ヒモたちは「権利がある」と思いこんでるから始末が悪い。自分に逆らう女を殴る蹴るは当たり前、より多くの稼ぎを求めて女を風俗店に売り飛ばしたりする輩もいる。まさに寄生虫というかダニというか、人間のクズといった連中だ。
「もう献金は止めたい」と申し入れた日本マンパワーの小野会長に対して、「ふざけるな」と脅していた坂井隆憲はまぎれもなくヒモの資格十分だった。こんな男が国会議員として何度も当選し、税金から歳費を受け取り、政党補助金からの分配金も受け取っていたわけである。そして、愛人なのか秘書なのかわからない女、塩野谷晶を金庫番にしていた。この女は自民党の候補として立候補したこともあるという。おそらく師匠譲りのゆすりたかり戦術でで政治資金を確保する自信があったのだろう。国会に行く夢を見ながら刑務所に行くことになるとは本人も夢にも思わなかったにちがいない。
坂井隆憲はこのミニスカ秘書にメールを送って証拠隠滅を指示していたが、そのメールまでも証拠として押収されてしまったわけである。なんとも情けない話ではないか。こんな情けない外道に投票してくれた佐賀一区の住民は、国民に迷惑を掛けたお詫びに公民権を10年間停止させ、迷惑料として税金を10倍払ってもらったらどうだ。クソ政治家の害は日本中に及ぶんだぜ。
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