2003年02月27日(木) |
片岡で今季の阪神は優勝だ! |
携帯用URL
| |
|
FA移籍2年目を迎えた阪神の片岡、今季が正念場と思っていたらなんと脇腹痛でリタイヤ、どうやら復帰には一ヶ月くらいかかるらしい。それを受けて放置新聞にこんな小見出しがあった。「今季の阪神は選手層が厚い。片岡の穴は十分埋まる」 ・・・アホか。やっぱり巨人の御用新聞だけあって阪神のチーム事情を全然わかってないようだな。片岡が故障して穴ができるのではなくて、片岡という穴が故障によって埋まるというのが事実だろう。
それにしても昨シーズンの片岡はひどかった。もしも彼が存在しなかったら阪神は間違いなく優勝していたとオレは今も信じている。阪神が優勝できなかった理由は次々と主力選手が故障したことでもなく、また横浜の相川が矢野にヒジ打ちテロを食らわせ三ヶ月の欠場に追い込んだことでもない。3番に入った片岡が序盤のチャンスをことごとくぶっこわし続けたことに尽きる。その証拠に阪神の残塁数は12球団で一番多かったじゃないか。
トップバッターだった今岡がせっかく出塁しても、ホームに戻ってこれるのは4回に一度くらいだ。今岡がツーベースを打って、藤本がバントで3塁に送っても、そこで外野フライどころか内野ゴロも打てずにあえなく三振する打率2割3分にも届かないヘタクソが存在したことが昨季の阪神を苦しめたんだ。おまけにチームを負けに導くようなエラーも何度もしやがって。ヘタクソはパリーグに帰れ!とオレは思っていた。
オレの願いが通じたか、今季の片岡はうまい具合に序盤戦を欠場してくれそうだ。この際そのままずっと二軍にいてくれてもいいぜ。だってあんたの守る場所は一軍にはないからだよ。片岡という最大の穴を排除した今季の阪神は無敵だ。秋には18年ぶりの優勝が見られることを楽しみにしているぜ。これでわかっただろう。「片岡の穴は埋まる」じゃない。「片岡の欠場で穴は埋まる」ということだよ。さて、ここまで書かれて気を悪くしたかい片岡さん。プロの世界は成績がすべてなんだよ。失ったレギュラーの座は自力で取り返さないとだめだ。ちょっと練習したくらいであちこち痛めてるような虚弱な肉体じゃダメなんだ。それよりあの沈み込むバッティングフォーム、なんとかしてくれよ。どう見ても打てそうな気がしないぜ。
前の日記 後の日記