2003年02月21日(金) |
関空二期工事をタダで済ませる方法 |
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関係者3名の死亡という事態に発展した栃木県鹿沼市の産廃スキャンダルは、ゴミの処理が巨大な利権であることを我々に教えてくれたわけだが、全国の自治体でゴミ問題で困っていない自治体はないと言っても過言ではない。名古屋の藤前干潟をゴミで埋め立てる計画は阻止されたが、すでに日本中の多くの干潟がゴミで埋め立てられた後だ。もうこれ以上海に埋め立てて自然破壊を繰り返すわけにはいかない。
そこで名案がある。関空の二期工事の人工島に、日本中の廃棄物を引き受ければどうだろう。そこで処理費用をぼったくるのである。埋め立て用に土砂を購入する必要はなくなり、逆に廃棄物処理費というカネが大量に流れ込んでくるのだ。工事費に1兆円かかるかわりに、1兆円の利益が関空会社に転がり込むとすれば、差し引き2兆円の利益と同じである。たちまち関西屈指の優良企業になるぜ。産廃を捨てに来る業者がダンプで関空連絡橋をどんどん渡ってくれたら通行料収入も増える。たぶん船で捨てに来る業者が多そうだが。
ゴミで埋め立てた土地は大阪湾にはたくさんある。五輪の候補地だった舞洲もそうだ。東京湾のお台場ももとはゴミの島だったのじゃないか。どうしてゴミの上の土地を空港にはできないのか。大量のゴミを積み上げて上からガシガシ固めてしまえば滑走路にするのは十分可能だと思うのだが。どうしてこんな名案が採用されないのか・・・ゲスの勘ぐりだが、埋め立て用の土砂を採取する泉州や和歌山の里山は、府会議員やその息の掛かった連中、公共事業で一儲けたくらむ外道代議士の仲間がすでに買い占めて莫大な利権としてすでに確保されており、いまさら関空会社はその土砂を拒否できないようにされているとか。不当に高い土砂の買い入れ価格もそう考えれば納得がいく。
埋め立てながら同時にカネも儲かるというこの錬金術のような名案が採用されれば、外道どもの利権はみんな吹っ飛ぶなあ。きっと全力で阻止しようとするだろう。優良企業になった関空会社の株を売り飛ばせば大阪府の財政危機も一気に救われるのになあ。太田知事はどうした? なに?今年も土俵上がる上がらないで文句垂れてる? 悠長にそんなことしてる場合じゃないだろう馬鹿!
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