2003年02月17日(月) |
渋滞税、日本でも徴収してくれ! |
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ロンドンでは2月17日から渋滞税を徴収することになったそうだ。中心部5キロ四方に乗り入れる車両を対象に1日5ポンド(約千円)の通行料を課すロードプライシング制度を導入するとか。混んでいるのにクルマで乗り付けやがる迷惑な連中からゼニを取るというこのシステムは日本でもぜひ普及して欲しい。東京や大阪では地下鉄やバスという公共交通機関が発達しているし、空車のタクシーもあふれている。そんなところにわざわざクルマで乗り付けなくてもいいじゃないか。
渋滞に遭遇するとたいていのドライバーはてめえらなんでこんな混雑する日にわざわざクルマで来るんだと自分の行為を棚に上げて勝手なことを思う。オレもそうだ。
渋滞をなくすにはどうすればいいのか。クルマの価格を今の5倍くらいにして買えなくするというのも方法の一つだが、そんなことをすると基幹産業の一つである日本の自動車産業は壊滅してしまうしオレも困る。やはりクルマはある程度売れないといけないのである。だったら、とりあえずクルマは庶民に売りつけておいて、その上でクルマを使えなくするというのが一番いい方法ではないだろうか。ロードプライシングはその一つの方向性を示していると言える。
それではどうやってドライバーからゼニをふんだくるか? 料金所を設置すればそこで渋滞が起きて意味がない。ロンドンの方式は支払い方法についても参考になる。料金をインターネットやガソリンスタンドで支払った時にナンバーを登録し、監視カメラが未登録車両を割り出すという仕組みである。高額の罰金を払うくらいならはじめから通行料を払った方がいいということになる。
さて、日本でロードプライシングを実施するならまずは京都だ。観光シーズンに流入する他府県ナンバーのクルマから一日五千円くらい巻き上げてやればいいのだ。もちろん代替措置として名神高速の京都南ICの近くに低料金の大駐車場を用意し、そこから地下鉄で移動できるようにすればいい。これで混雑はたちまち解消だ。ただでさえドライバーは多くの負担をさせられているのにと不満を感じる方も多いだろうが、貧乏人はクルマに乗るな!ということだよ。貧乏人の諸君、あきらめたまえ
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