2003年01月30日(木) |
何もない島に「米軍基地」をください |
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広島県の沖美町に所属する瀬戸内海の無人島、大黒神島が米軍の使用する飛行場の候補地として名乗りをあげた。今、厚木基地で行われている空母艦載機による夜間発着訓練(NLP)の移転先として政府も検討中だそうだ。この夜間発着訓練、わざわざ人口密集地の厚木でやらなくてもいいと思うが、アメリカには適当な場所がないので日本でやるらしい。あれだけ国土が広いのに場所がないとは本当に不思議な国である。おそらく住宅一軒あたりの面積が日本の100倍くらいだから土地が足りなくなるんだろう。今に調子に乗って核実験も日本でさせてくれと言い出すんじゃないか。
厚木基地の周辺住民がいくら訓練の騒音について抗議したところで、黄色いサルの文句に耳を貸すような連中じゃない。外務省の連中も金正男をびびって送り返す程度の腰抜けぞろいだからまともな交渉もできない。そういうわけで、ひたすら低姿勢、新しい基地を提供しますから移ってくださいということで、瀬戸内海の無人島に白羽の矢が立ったのだ。どこまで土下座外交を続けるんだこの国は。政府はいつになったら「日本は日本人の手で守るからあなたたちはどうぞお引き取りください」と言ってくれるんだ。米兵どもの程度の低さとくりゃあ沖縄で頻発する性犯罪で十分うかがい知れるだろう。そんな迷惑な奴等はみんなイラク侵略戦争でくたばっちまえばいいんだ。日本人女性を襲うそのエネルギーで今度はフセインの影武者やビン・ラディンと戦ってくれ。
「ヒロシマ」と言えば平和のシンボルとして世界に名高い都市だ。その広島県が税金や補助金を目当てに米軍基地を誘致するのはどこかおかしくないか。マザーテレサが麻薬の密売で儲けたカネで貧者の救済をしてるようなもんだぜ。こんなことをまじめに考えている日本政府にはその程度のバランス感覚もないようだ。全く情けない話だぜ。
瀬戸内海国立公園の美しい島がブルドーザーで削られて飛行場になり、夜になると轟音が鳴り響く。そんな代償を払ってまでして手に入れたカネをいったい何に使うのかね。沖美町長さんよ、オレにもわかるように説明してくれよ。もしかしたらもう飛行場建設工事の業者から何かもらっってしまったのか? なぁ〜んだ、それなら滋賀県豊郷町と同じじゃないか。もしかしたら髪型まであの大野和三郎と同じなのか?
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