貴乃花の引退で日本の国技である相撲は危機に立たされている。国技館はガラガラで満員御礼なんて滅多にないし、横綱大関陣はケガばかりで満足に戦える状態ではない。このままではジリ貧である。どうすれば相撲人気を回復し、新たなブームを巻き起こすことができるのだろうか。各段の優勝者六人のうち、外国人力士が5人。これではもはや国技とは呼べない。
しかしオレは優勝者の名前を見ていてあるアイデアに気が付いたのである。優勝、朝青龍、十両優勝、朝赤龍 この名前で何か気が付かないか? 青と赤と来れば、あとは黄、緑、そしてピンクだ。この際一気に朝黄龍、朝緑龍、そして朝ピンク龍・・・・じゃなかった朝桃龍と五人の力士を揃えて「相撲戦隊ゴレンジャー」と名付けて売り出すのだ。もちろんまわしはそれぞれの色にする。正義の相撲戦隊としてカッコよく売り出せばいいのだ。タイアップしてTVの特撮番組もスタートだ。今やってる忍風戦隊ハリケンジャーもそろそろ終わりだし、次は相撲戦隊ということにするんだ。
ええっ? 今から入門させても昇進に時間が掛かる? そんなもの、改名させればすぐに登場させられるだろう。戦隊には必ず女性隊員が混じってるから相撲戦隊にも女を入れよう。朝桃龍は女がやるんだ。世界相撲選手権(女子)で優勝したお姉ちゃんなんかすげえー強いぞ。今の相撲はレベルが下がってるからけっこう互角に戦えるかも知れない。
正義の軍団がいれば当然悪の軍団も必要だ。ここはひとつ武蔵丸に悪の軍団のリーダーになってもらおう。悪の軍団の方は覆面力士を登場させたり、塩を相手の顔面に投げる反則攻撃を繰り出したりして観客を楽しませればいい。いっそのこと東と西に分けずに正義と悪に分けて戦わせるのもいいだろう。ついでに悪の軍団に強力な助っ人を頼めばいい。助っ人と言えばやはり彼しかいない。彼が相撲に参加すれば大相撲の人気はうなぎのぼりになり、国技館のチケットは発売と同時に売り切れるだろう。
それはボブ・サップだ。彼以外に誰が大相撲を救えるんだ?
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