2003年01月23日(木) |
それでもデブは喰い続ける |
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肥満や高血圧、糖尿病になったのはハンバーガーの食べ過ぎが原因だという言いがかりをつけて、デブたちがマクドナルド社を訴えていた集団訴訟があった。あまりに馬鹿馬鹿しくてそして可笑しいのだが、このようなヤクザの言いがかりまがいの訴えが時に勝利を収める異常な国家であるアメリカのことだから、オレは注意深く見守っていたんだ。残念ながらデブたちの訴えは認められず、連邦地裁は「食べ過ぎた本人の責任に過ぎない」と原告たちの損害賠償請求を棄却した。あの差別と不平等の国アメリカでこのようなまっとうな判決が出たことにオレはほっとしている。
原告の中には13歳で体重が126キロに達した少年がいたという。オレはつくづく思うのだが、どうしてそこまで放置したんだ。70キロや80キロという時点でどうして食い止められなかったんだ。親の責任も大きいぜ。座敷牢に入れるとか、手足を縛り付けて喰わせないようにするとか(笑)、コンニャクばかり食わせるとか、北朝鮮へ留学させるとか、肥満を防ぐ方法はいくらでもあったはずだ。そんな努力を何一つできなかったくせに、今度はマクドナルドを訴えて「デブ」で金儲けしようとたくらむとは救いようのない連中だ。ふてえ野郎とはまさにこいつらのことだぜ。
オレは小柄で軽量級なんだが、世の中のシステムはもっとオレのような省エネ人間にとって有利なようにして欲しい。税金は体重に比例させるとか、タクシー料金は体重別にするとか、火葬料はキロあたりいくらと決めるとか。そうすれば「小さくて軽いことはいいことだ」という価値観が定着して、背の低い人間や体重の軽い人間の評価が上昇するだろう。税金はすべて体重×1万円と決める。そうするとオレの場合は年間55万ということになる。日本人の平均体重が60キロとして、人口が1億2000万なら72兆円の税収が見込める。十分に国家予算をまかなえるぜ。
ただ、このデブ訴訟の結果はマクドナルド側の勝利となったが、もしも訴えられたのが日本企業だったら結果は変わっていただろう。アメリカというのは差別の国だ。日本企業からぼったくってやれというのは裁判のたびに繰り返されることである。肥ったのは寿司を食い過ぎたからだと、日本資本の寿司バーが訴えられないことをオレは密かに祈っている。
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