2003年01月05日(日) |
やっぱり厳罰が有効じゃないか! |
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昨年の交通事故死者は前年を421人下回った8326人で、1966年以降では最低だったということが警察庁のまとめでわかった。月別に見ると5月以降の死者が大幅に減少していて、飲酒運転を厳罰化した改正道路交通法の効果が大きいと警察庁では分析しているわけだが、厳罰化が有効であるということがはっきりと証明されたわけである。そういえば、幹線道路沿いの居酒屋やショットバーで店をたたんだところが目立つ。客が来なければどうしようもないし、そもそもそういう立地で酒を提供する商売が成立していたことの方が間違いだったのである。事故の発生件数と負傷者数も減少している。
「高知ナス」と車体に大書した泥酔ドライバーのトラックが渋滞中の乗用車に突っ込んで子供二人が焼死した痛ましい事件があった。あの事件をきっかけに危険運転致死傷罪が施行されることとなったわけだが、私に言わせれば「未必の故意による殺人罪」を適用すればいいわけで、そのような行為(泥酔しながらクルマを運転する)があれば、他のクルマを巻き込んで重大事故を起こす可能性もあるのに、これまでそうした殺人ドライバーに対して「業務上過失致死傷」しか適用していなかったから悪いのである。殺人罪の適用範囲はもっと拡大するべきだ。たとえばHIV感染の可能性のある非加熱製剤を金儲けのために売りまくった帝京大の安部英と、それを支えたミドリ十字や厚生省の元課長郡司篤晃にも同様に殺人罪を適用すべきだと思っている。4人殺せば死刑だから、すでに数百人を殺したこいつらは死刑以外はない。(郡司は後に東大の教授に迎えられたらしい。)
「死刑を増やしても凶悪犯罪はなくならない」とはよく言われる。しかし、ちょっとした犯罪を放置して、最終段階にだけ厳罰化するから効果がないのだ。ひったくりや窃盗犯でもビシビシ重い罰を課せばいい。婦女暴行犯は更正の見込みがないから去勢するしかないし、人を殺すような少年はカンボジアやアフガニスタンに派遣して十年くらい地雷除去活動に従事させろ。「日本の刑罰は世界一重い」ということになれば、犯罪は引き合わないことがはっきりするだろう。麻薬や覚醒剤を売った者からは全財産を没収して不当な利益を国庫に納めよ。日本の治安が悪くなったのは、悪人を甘やかしたからである。なぜこんなに悪人に甘いのか?悪人揃いの政治家どもは自分たちを重く罰したくないからさ。
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