2003年01月01日(水) |
何のために生きるのか |
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元旦くらいまじめなことを書いてみたい。人はいったい何のために生きるのか? 長いことオレは自分が生きるのはただ単に自己の快楽追求のためだと思っていた。しかし、今は違う。自分には守るべき存在があって、そのために生きているのだと。我が子や家族といった大切なものを守るために自分は生きているし、日々戦っているのだ。
太平洋戦争の末期、特攻隊として多くの若者が散華した。彼らは決してお題目のように「天皇陛下万歳」と唱えて死んだわけではあるまい。自分一人の死によって戦局を変えることなどとうてい不可能であることを理解しながら、少しでも自分の死によって故郷に残した家族や恋人が守られると信じて、従容として死出の旅路についたのだ。松村邦洋みたいなデブの飛行機乗りなど居たとは思えない、およそリアリズムとはほど遠い映画「きみを忘れない」では、国を愛する若者の心境が痛いほど伝わってくる。
政治の腐敗が許せないのは、その腐った世の中で我が子がこれから生きていかなければならないからだ。オレはここで暴言をぶちまけ、それを多くの人に伝えてほんの少しでも世の中を動かし、この国の腐りきった政治家どもに鉄槌を浴びせ、まちがった流れを軌道修正することに役立つことを願う。自分が書いたものが人を動かし、連鎖反応的に一つの力が生まれることを願ってやまないのだ。
国民からむしり取った税金が自然破壊や官僚の老後の快適な生活のために浪費され、効果のある政策を考える脳のない馬鹿な政治家どもが70代80代でも権力にしがみつく。日々の生活の不安とは無縁な連中が、テレビで机上の政策論をぶちまける。オレは画面に向かって罵倒する。「アホか、おまえらその程度のことしか思いつけないのか。」
廃品回収のアルミ缶の引き取り価格を政府が補助して今の10倍にしてやればホームレスの多くはすぐに自立できるだろう。母親がパートに出なくてもいいように政府が家庭での子育てを援助し、学校の授業で落ちこぼれた子供たちが無償で学べる場を街に多数設置し、そこの指導員に失業者を大量に政府が雇用すれば失業率は減らせるし、少年非行も減るだろう。そんなカネは田舎の高速道路や空気を運ぶ新幹線の建設費よりもはるかに安いのだ。世間では政治家と呼ばれる、生きた税金の使い方を知らぬ馬鹿がこの国を永遠に食い物にし続ける。嘆かわしいことだ。
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