2002年12月24日(火) |
計算のできないオバハンたち |
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久しぶりに平日の昼間に銀行に行くと、ATMの前に長蛇の列ができていた。オレはUFJのオールワンという口座を利用していて、残高が100万以上なければならないなどという条件はあるが、休日や時間外の手数料も無料になってるのでたいていATMの空いている夜にゼニを出し入れする。だから昼間にこのような混雑が発生していることは全く知らなかったぜ。
今日、オレが銀行に来た目的は「両替」である。親戚の子供たちにお年玉を配るために、新札の千円、五千円、一万円札を用意しようと思ってやってきたのだ。さっそく両替機に向かったが、なんと両替機にも行列ができてた。
両替機に並ぶオバハンどもはなかなか減らない。機械の前でやおら考え込み、金も入れずにあちこち押したりしている。なにをのろのろしているだ、まず「開始」のボタンを押すんだ。
やっと開始ボタンを押した後でも、金を入れるところがわからずにまごまごしている。後ろの人がたまりかねて場所を指さしたのでやっと入れ方がわかり、次は金種を指定する。千円を何枚、五千円を何枚というふうにボタンを押していき、入れた金額と両替してもらう金額が一致すれば終了という単純な作業なんだ。しかし、またまた手を止めて考え込んでいる。やいやい、計算もできないのか。まだ入れた金額になってないだろう。おつりが出ると思ってるのか? 結局このオバハン一人の両替だけで3分くらいかかっただろうか。たまりかねてオレはその辺をうろうろしていた行員に向かって怒鳴った。
「そんなとこに突っ立ってるだけやのうて、ちゃんとやり方教えたらんかい。なんぼ待たせるんじゃボケ!」
あわてて行員は両替機のところに飛んで行く。
大勢並んでいたオバハンたちはみんなほとんど同じレベルで、結局行員がつきっきりで操作を説明し、やっとオレの番が回ってきた。オレは一万円札を10枚入れて、千円×30、五千円×8 1万円×3 とささっと押し、わずか10秒ほどで両替を終えた。こんな単純なことに手間取らせやがって。
ゆとり教育のせいで子供の計算力が落ちているという。しかし、計算ができないのは子供だけではない。オバハンもだ。いや、オバハンだけではない。政治家も同じだ。どこの先進国が一般会計の半分を借金でまかなってるんだ。おかしな予算案をたてやがって。
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