2002年12月09日(月) |
日清食品『GOOTA(具多)』を喰う |
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「最近贅沢なカップ麺が登場した。」という話を聞いて、入手するためにさっそくコンビニに出かけた。近所のローソンに行くと、そのカップ麺は棚のずいぶん広い範囲を占領している。炙焼叉焼麺、手包雲呑麺、鉄鍋炒野菜肉ソボロ麺、中華海鮮八宝菜麺の4種類が所狭しと置かれていた。できるだけ多くの種類の商品を並べなければならない厳しい制約のあるコンビニの棚割りの中で、これだけ大きなスペースをもらっているということからこの商品に対する気合いの入れ方がよくわかる。
さっそくその中の『鉄鍋炒野菜肉ソボロ麺』という種類を購入して試食することにした。
具材の一部はレトルトパックに入っていて、わざわざ別にお湯を沸かして温めないといけない。はっきり言って面倒くさい。フタの上で温めないといけない液体スープもあって手順を少し間違うと微妙に味のバランスが崩れそうである。しばし待って準備完了、さっそく食い始めたがなかなか麺もコシがあってしっかりしていて、そこらのまずいラーメン屋よりもはるかにスープもうまい。野菜たっぷりの具にも満足した。これなら悪くない。しかし問題はその価格だ。
この『Goota(具多)』のメーカー希望小売価格は300円となっている。オレはローソンで298円で買ったが、後でダイエーを偵察したら278円で売られていた、特売の時は248円くらいになるのかも知れないが、通常は300円近い価格ということになる。300円にあと200円足せば、ラーメン屋で食うのと同じくらいの値段になる。最近のラーメン屋の中には180円という信じられない価格でチェーン展開しているところさえある。(はっきり言って、その安売り店の具はこの具多に完全に負けているが) カップ麺はそのお手軽さ以外に「安さ」も重要だ。この価格は微妙なところである。学生や独身の男女という主な購買層がどんな評価を下すのかが楽しみである。
オレには信じられないことだが、最近は三食すべてをそうした即席麺で済ませる独身男女もいるらしい。足りない栄養はサプリメントで補うそうだ。具材の豊富なこのようなカップ麺が、そうした若者の栄養改善に役立つのならこの高価格もそれなりに意味を持つのかも知れない。「残り3種類も喰ってみたい」それが正直なオレの感想である。
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