2002年11月27日(水) |
金貸しという商売は賤業か? |
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近鉄バファローズが消費者金融のアコムとスポンサー契約を結んだ。消費者金融がプロ野球球団のスポンサーとなるのは初めてだということだ。しかし、日本国内で活動する企業や団体はどこでもプロ野球球団のオーナーになってもいいはずだ。過去には不動産業やJRの前身である国鉄までがオーナーだったのだから。金貸しだけが球団オーナーになれないなんてのは職業差別である。もっともオウム真理教がオーナーなんてのは御免だがな。
この動きに対して、巨人のオーナー、あの悪名高きナベツネこと渡辺恒雄が「そこまで堕落したのか。消費者金融はプロ野球のイメージにふさわしくない。そんなことをやっているとパリーグは滅びる。」と語ったとか。あまりにも可笑しくて椅子から転げ落ちそうだ。だったらてめえのやってる新聞屋はプロ野球にふさわしいとでもいうのか。「インテリが作ってヤクザが売る」という言葉通り、ガラの悪そうな拡張員がしつこく勧誘を仕掛けてくるじゃねえか。そもそも巨人軍自体がおよそ紳士の球団とは言えないことを続けてるくせに。審判を飼い慣らして巨人有利の判定を常態化させ、球宴をさぼって女と密会してる時に人身事故を起こしたエース上原や、登板日を野球賭博の連中に教えていた桑田など「プロ野球にふさわしくない選手たち」の活躍で優勝できたくせにでかい口を叩くんじゃねえよ馬鹿。
消費者金融が賤業なら同じ金貸しの銀行はもっと賤業だ。他の企業が不況でどんどん倒産する中、銀行だけが手厚く保護されているのをいいことに行員たちは相変わらず高給をふんだくっている。倒産した銀行の元頭取は数億円の退職金だけはしっかり分捕ってから、沈没船から逃げて行く。こんな恥知らずな職業が他にあるのか。それに比べたら自分の食い扶持を自分で稼いでいるサラ金ははるかにまっとうな職業だぜ。強盗にガソリンを撒かれたり、はじめから返すつもりのない詐欺破産野郎に踏み倒されたりしながらも健気に日本経済を支えているんだ。残念ながらオレは一度も利用したことはないけどな。
ナベツネはさらにこう語ったとか。「そういう球団は滅びる。懲罰を加えないとな。」ふざけるな!懲罰を食らわないといけないのはてめえの球団だろう。性根の腐った選手たちがどれほど子供たちの夢を壊してきたことか。土下座してファンに謝らないといけないのはおまえだ。
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