2002年11月20日(水) |
KEDO中止でよかったぜ |
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北朝鮮に原発(軽水炉)の建設を目指していた朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)への資金供与をアメリカが中止するらしい。やったぜ! あんな国家としての体をなしていない国に原発のメンテナンスができるものかと思っていた私は、アメリカの援助で北朝鮮に原発が建設されることを恐れていた。日本の原発でさえこんなに多くの故障やトラブルを抱えているのである。東海村の事故では放射性物質をバケツで移すという信じられない実態が明らかになったが、北朝鮮ならもしかしたら素手ですくうかも知れない。とにかく我々の想像を超えているはずだ。
北朝鮮で原発事故が起きても、遠くアメリカにまで被害が及ぶことはない。しかし、死の灰はおそらく偏西風にのって日本全土に降り注ぐ。金正日将軍様を敬愛する北朝鮮人民ならそうした被害も将軍様のお恵みとして甘受するだろうが、金正日のことを犯罪者の頭目としか思っていない多くの日本人はその理不尽な被害に怒りの声をあげるだろう。「いますぐ報復攻撃だ!」と。
これまでの北朝鮮への援助はすべて、あの国の政治体制延命を利する役割しか果たして来なかった。そんなことをしなければ北朝鮮はもっと早く崩壊していただろう。自国の国民を満足に食わせられない為政者は生きている資格がないというのは私の持論だが、日本からの援助のコメは北朝鮮人民に届く前に日本国内で一部がドルに換えられて武器購入資金になっているらしい。もちろん金正男がディズニーランドで遊んだ金もそこから出てるはずだ。てめえの遊興費くらい自分で稼げよと言いたいが、彼らにしてみれば日本のような資本主義の悪魔から略奪することは正義の行為なのだから、略奪したゼニをどう使おうと勝手なのだ。冬を迎えるのに満足な暖房用の燃料もなく、夜間に人工衛星から見おろせばそこだけポッカリと真っ暗になっている北朝鮮。電気も停電ばかりで満足に供給されない。国家の富を国民生活を豊かにするためではなく、ひたすら南北朝鮮統一のための軍事力増強に振り向けてきた戦闘国家北朝鮮。かの国の論理では諜報活動のために相手国の住民を拉致しても一言謝ればそれで一件落着なのである。拉致したという問題はそこで解決したわけだから「帰すのが約束だ!」と堂々と主張してくる。つくづくあの馬鹿息子を帰しちまったことが残念でならない。なぜ名古屋刑務所に収監しなかったんだ。
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