2002年11月17日(日) |
日本一恥ずかしい国会議員の話 |
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今や学級崩壊は当たり前、日本中の小中学校の教室ではくそガキどもが立ち歩き、注意されてもおしゃべりを止めずに傍若無人に振る舞っているそうだが、国権の最高機関である国会の場でもおしゃべりをして大切な議論を妨害してる議員がいる。秘書の給与をピンハネする議員、田野瀬良太郎も情けないが、私語を止めずに注意を受ける国会議員も情けなさではいい勝負だな。そのおしゃべりを止めなかった議員とは橘康太郎(自民党)だ。北陸信越ブロックの比例区から選出されている。小選挙区ならそのような馬鹿に投票した住民を大いに笑い者にできるのだが、残念ながら比例区だ。おそらく献金のご褒美に比例区の候補者にしてもらい、運送業界の組織票で議席を勝ち取ったというところだろう。
こういう迷惑な行為をしている馬鹿に共通な感覚がある。「自分だけじゃない!」である。「自分だけがタバコの吸い殻をポイ捨てしてるのじゃない!」「自分だけが違法駐車しているのではない!」「自分だけが電車の中で痴漢しているわけじゃない!」の類である。きっと周囲を馬鹿な仲間ばかりに囲まれていて、自分の馬鹿さかげんが見えなくなってるのだろう。いったい馬鹿仲間とどんな話をしていたんだ?ゴルフのことでも話していたのか。
馬鹿は一人だけならただの馬鹿で済むが、それが多数になって大勢力になると実に困った存在になる。ろくに人も住んでいない田舎に高速道路や新幹線を通せという馬鹿は国会議員の過半数を超えるのだ。私のような都市生活者にとってそれはどれほど腹立たしいことか。ぼったくられた税金はそのまま田舎にばらまかれ、国道沿いのパチンコ屋で浪費されてしまう。オレが必死で働いて納税した金の行方がパチンコ屋かよ!
そうした馬鹿に向かって親切に「あなたは馬鹿だ」と教えてあげると大変なことになる。馬鹿にとって自分が馬鹿である客観的事実を指摘されることほど不快なことはないらしい。橘康太郎は「しゃべってるのはオレだけじゃない!、なぜ注意するんだ。」と加藤公一氏に殴りかかろうとして止められたという。あんたはヤクザか小学生かいったいどちらなんだ。こういう馬鹿が国会議員として歳費をもらう情けない国、それが日本。本当に情けなくて涙が出そうだぜ。
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