2002年11月09日(土) |
やいビルゲイツ、ワードなんかいらんのじゃ! |
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マイクロソフトが大嫌いだ。当然のことだが、ビルゲイツも嫌いだ。金持ちだから妬んでるというわけじゃない。あのなりふり構わず世界標準化を進める阿漕なやり方が気に食わないだけだ。なぜマイクロソフトは独占禁止法で訴えられないんだ。なぜワードやエクセルというソフトをパソコンに抱き合わせで販売するんだ。いいかげんにしろ。他のアプリケーションを使いたいのに、抱き合わせ販売のせいで不当に高い金額を我々日本国民は支払わされているんだ。オレも使いもしないオフィスXpが手元にある。パソコンを買ったら付いてくるから仕方ないのだ。こんなガラクタ返すからその分、パソコンを負けやがれ。
一太郎という日本人が生み出したすばらしいワープロソフトがある。徳島にあるジャストシステムという会社の製品だ。私は長年このワープロソフトを使ってきた。昔は、ワードではなくて一太郎を標準で搭載しているモデルを各社がラインナップしていた。つまり、ユーザーの希望でいずれかを選ぶことができたわけである。しかし、いつのまにか悪貨が良貨を駆逐するがごとく、一太郎モデルは消えていった。なんでも「一太郎モデルの比率を減らさないとWINDOWSを出荷しない」「WINDOWSが欲しかったらOFFICEも買え」という圧力をメーカーにかけていたらしい。もっとも腰抜けはメーカーだけじゃない。通産省が腰抜けなのだ。かつてジャストシステムは、MS-DOS上で動くOSとしてジャストウィンドウを開発していた。当時の不安定なWINDOWS3.1と違って非常に信頼性の高いOSだった。しかし、そんなものを出されたくないマイクロソフトは通産省を通じて圧力をかけ、通産省はジャストウィンドウの開発中止を命令したという。これを売国奴と言わずしてなんというのか。
「きしゃのきしゃがきしゃできしゃした」こんな文でも、一太郎に搭載された日本語変換システムATOKは一発で「貴社の記者は汽車で帰社した」と変換できるのだ。ここまで来れば開発者にもう脱帽するしかない。今出ている大阪弁バージョンだけではなく、今後は日本中の方言にも対応するという。ワードは純粋な日本語ワープロではない。英文ワープロにいちおう日本語も使えるようにしただけのことである。日本人ならそんな毛唐の道具ではなくて、日本語のために開発された一太郎を使えよ。
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