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2007年04月21日(土) ■ |
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ちかどきはやりの“ゆる系”?! |
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夜勤明けで向かうは、府立大グラウンド。友人が前々から、「府大のグラウンドはいいよ」と勧めてくれていました。京滋大学野球2部の主会場のひとつです。今、春季リーグの真っ最中。しかも、今日は3試合もありました!私は第二試合から観戦です。
グラウンドは、予想以上によかったです!競技者である選手たちにとってはどうかわからないけど、一ファン、一撮影者としてはステキでした。内野にフェンスがありません。球場のような高低差もほとんどありません。グラウンドにいる選手との距離はすごく近いです。撮影欲が沸々。ですが、環境が良すぎて、何をどうしていいか戸惑い、始めの試合ではあまり撮影できませんでした。第三試合、私の府立大グラウンドを勧めてくれた友人の横でカメラを構えるとようやく気持ちが落ち着き、撮影に集中できました。普段撮りづらい外野手をたくさん撮れたのが、特に嬉しかったです。
ですが、ここでは、あくせくせず、芝生に腰を下ろして、漂う空気に任せてのんびり〜としていた方がいいように思いました。雰囲気いいんです。友人いわく、「ゆる〜い」んです。誤解を受けそうですが、決してレベルを問うてるものでもなく、選手はダラダラプレーしているわけでもありません。でも、空気が緩やかで癒されました。グラウンドを囲むように咲く桜。今はそのほとんどが葉桜になっていましたが、春は一面桜だそうで、想像するだけで、そそられる光景です。
斜め前には試合を見にきて、目当てのチームに声援を送る兄ちゃん2人組がいました。チームの選手がチャンスで牽制球で指されると、「最悪や〜」と芝生の上に寝転がってふてくされたり、ホームランで逆転すると、体を起こし、手を頭上まであげて、拍手。風邪をひいているのか、時折、ティッシュを取り出し、ちーんと鼻をかんでいる。それすら、漂うゆる〜い空気にとけ込んで、野球のある風景の一部になっていました。試合終了後、この兄ちゃんとは別の兄ちゃんが、選手に話しかけてました。「惜しかったな。次、がんばってな」。選手はそんな彼に、「おうっ、バイバイ」と答えました。“バイバイ”なんて、もう何年使っていないか…。一瞬、どういう意味だったか思い出せませんでした。
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