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| 2005年11月15日(火) ■ |
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| プードルソレイユさま |
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今ではもうそんなこともないけど、春から夏にかけて、「痩せたんちゃう?」と人から言われることが、わりと頻繁にあった。嬉しい話だけど、まるで身に覚えがない。むしろ最近は太ってきているのに、「はて?」と思っていた。
思い当たるフシが一つだけあった。化粧品である。この春、限定品という枕詞に踊らされて、“プードルソレイユ”というフェイスパウダーを購入し、メイクの締めくくりに使っていた。ベージュとブロンズの2色のパウダーで顔に魔法をかける。ベージュはハイライトに、ブロンズはフェイスラインに塗り、シャドウを作り、顔をいくぶんか小さく見せることが出来る。開口一番「痩せた?」と聞く人は、顔を見て判断していたのかもしれない。ファンデーションや口紅などはっきり色に現れるものしか信じていなかった私だが、こまかいメイクも結構モノを言うんだあと思った。
ところが、夏の終わりのある日、アホなことに化粧したつもりで外へ出たらすっぴんだったってことがあった。そのときも、「痩せたんちゃう?」と言われた。家に帰ってすっぴんに気づいた私、「おかしい」。そう思いながら、夜の洗顔マッサージをしていた。すると、二の腕がだるくになっていくのに気づいた。「洗顔って、二の腕に効くんや。名付けて“二の腕ダイエット”〜♪」などと独り言を言っていて、そんな自分の言葉にハッとした。」
これかもしれない。毎日これをしていて、顔の輪郭がホントに小さくなったのかもしれない。毎日見ている自分だから気づかないけど、時々しか会わない人なら、顔が小さくなってる=痩せたと思ってしまうのかな?侮れぬ日常動作。そういえば、昔の野球選手なんかでも、家の農業や漁業を手伝ってて、足腰を鍛えたっていうエピソードはよくある。無意識にトレーニング出来てたって、ある意味幸運だ。
でも最近、洗顔料変えて、その方法も変わったから、もうそんな効果は期待出来ないだろうな。
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