
|
 |
| 2005年10月17日(月) ■ |
 |
| 一人 |
 |
過去2回、東京にお笑い番組の収録を見に行った。収録内容はとてもよかったのだが、2回とも外でイヤ〜な思いをしている。それは、スタジオに入るため、整列して待機中のこと。
1回目は姉と一緒に行ったのだが、姉が持っていた買い物袋(来る前にお台場で買い物をしていた)を見た若い女の子二人組がボソッと、「旅がてらかよ〜」。君ら、私がナイフを所持してなくてよかったね。元々人に干渉する(ああやこうや言う)人間は大嫌いだ。さらにその対象が姉となると猶腹が立つ。ああ見えても(ぽっちゃり体型)、気ぃちっちゃいねん。すごく細かいこと気にすんねん。ひどい喧嘩したら「死ね〜」(ごめん)って怒鳴ることもある(よい子は決してマネをしてはいけません)けど、他人が不用意に姉を傷つけるのは許せなない。
2回目は一人で行ったとき。横の列にいたこれまた若い女2人がこっちを見て、「一人じゃ〜ん」。いい意味ではないのは口調や雰囲気でわかる。なんでそんなこと言う必要があるかな。姉がお台場で買い物してきたことも、私が一人で見に来ていることも、それがあなたにとって何かの災難になりましたか?ったく。大阪ではそんなことが全くなかったので、「東京ってところは…」とちょっと思ってしまった…(こんな子のいるところがたまたま東京だったってだけだけど)
私は一人で行動することが多い。友達が少ないとか、人をつきあわせることもできない気の弱さとか、趣味はちょっと特殊とかそういう原因もある。でも、きっかけはともきちから勧められて読んだ唯川恵さんのエッセイだった。一人行動ができないと、やりたいことができなくなる。そういった趣旨のこと。もういい年した社会人。生活のペースが合わなくて当たり前。だから、友達の都合を待っていたら、したいこともできず、行きたいところにも行けずに年をとって死んでしまう。それはちょっと勘弁!と思った私は、一人で動くようになった。すでに一人デビューをすませたものは、野球観戦、旅行、お笑い、映画、喫茶店、ラーメン屋、牛丼屋、立ち食いそば屋、居酒屋。さすがにプリクラをしたことはないけど。もう一人が気にならなくなった。寂しいときはあるけどね。“一人初め”はたぶん野球だったと思う。最初は、おどおどしていたけど、もう今では、周りも前述したような目でみたり、そんなこと囁いたりしないし。…いや、もう感覚が麻痺してるだけかな?
|
|