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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2005年07月11日(月)
…なときに限って


 仕事帰りに、職場の人たちとマクドのドライブスルーで、100円シェイクを購入。遠足気分の…あるこです。ご無沙汰しています。

 …なときに限ってってことありますね?
 最近、仕事中に眠くなる…というか意識がなくなことがあります。ちょうど化粧品や文具など値段の高い雑貨を数えているときが多く、困っています。時差ボケがまだ治りません。気づいたらめちゃくちゃな数字を入れていたり、同じボタンを延々と押していたり。恐ろしいです。そして、そんなときに限って、そこが検査(棚卸しの精度を確認するために、顧客様に任意の場所を指定してもらい、そこをもう一度数えるというもの。いわゆるサンプリング)。ああ〜、ああ〜。寝ていないにしろ、ちょっと自信なかったり、焦ったりして、「あそこ(サンプリングに)当たったらイヤだなあ」と思っているとかなり高い確率であたります。アレ、なんででしょうね。不思議です。

 30年近く生きてきて、いろんな「…なときに限って」を経験していますが、ここで一つ。高校3年の秋、私は通学電車で中で急に息苦しくなって、視界が白くなって、ふらふら〜と倒れました。原因は未だに不明なんですが、意識がもどったときは誰かに抱きかかえられていました。駅員さんかな?まわりはガヤガヤ言ってる。私のまわりにいる野次馬を想像し、目を開けるのはよそうと気を失った振りをした。

 それから駅員室に運ばれ、2,3人の駅員さんはあれやこれや話している。「救急車がなんとか」「とりあえず親御さんに…」など。目を開けるタイミングを逃してしまった。しょうがない、ほとぼりがさめるまでこのままでいよ。

 ガサガサ。
 私の名前がわかるものをカバンからいるのだろう。幸い、生徒手帳はカバンの中に入れていた。すぐ見つかるだろうと思って、安穏としていた。ところが、予想以上に手間取っていた。薄目を開けてみた。あ、前ポケット探ってる。あかん、あかんて!!

 「ん?輝け甲子園の星、選手名鑑??」
 あきらかにいぶかしげな駅員さんの声。
 イヤー、イヤー、イヤー。
 恥ずかしくて死にそう。

 当時私は、愛読していた甲子園の星の付録の選手名鑑を持ち歩いていたのだ。よりにもよって、これを見つけられるとは、思ってもみなかった。ま、世間的には意識を失ってることになっているので、知らなかったことにしよう。そう、自分に言い聞かせた。 
 
 それからまもなく、生徒手帳が見つかり、私も目を覚ますタイミングを得た。それにしても焦った。生徒手帳を入れる場所を法律で決めてて欲しかった、今になってそう思う。