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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2005年07月12日(火)
夢が叶うノート


 野球を通じて知り合った友人・みどりさん。このごろはなかなか会えないけど、一緒にいるのが楽しくて、またたくさん甘えている。愚痴なんかも言っちゃうわけで、たまに会うからいいのだって、頻繁だと愛想つかされるわななどと思っていたある日。「夢ノート」の存在を教えてくれた。自分の夢が叶うように、そのプランや進行具合を書き込んでいくもの。作者の中山庸子さんも30代になってから夢に本気でチャレンジされた方で、スタートラインでモタモタしている私に希望を与えてくれるように思えた。

 その『夢ノート』を先日ついに入手。前書きや好きなものリスト、私だけのファンクラブ便りなど、項目も豊富。そして白紙のメモもついている。私がイメージしていたよりも、ファンシーでキュートだった。夢のプランノートというよりも、マイワールドを作るノートって感じ。自分を本にするみたいな。

 書き込み式って楽しい。昔、姉がちょっといいカバーのついたノートを買ってきてくれた。写真も貼れるもの。嬉しいというより、「お姉ちゃんはなんでこんなん買ってきたんやろ?」と不思議に思った。そんな私のキョトンとした顔を見た姉は、「高校野球の写真とか文章とか書くのに楽しそうかな」と思って。なるほど。我が姉、ポイントアップ。さっそく、持っていたありったけの写真や切り取りで「私の高校野球book」を作った。楽しい思い出だ。そういえば、小学校時代の自由帳とか最高に楽しかった。前も白紙の絵本を衝動買いした。絵が描けないこと、すっかり忘れてた(苦笑)

 ともかく。書くことはいいみたいだ。ダイエットの際、食べたもんを書き留めておくのが有効(私も実際やったけど、そう思った。今はしてないが…)だ。だから夢を書くのも有効。そういえば、私ここで、「あれがしたい」「これがしたい」と書いているが、ありがたいことにその多くが実現しているように思う。グラウンドへ行きたい。隠岐へ行きたい。北海道へ行きたい。取材をしたいetc。決して大きなことではないかもしれないけど、とても貴重で楽しい経験ができた。ふと思った。「ライターになりたい」と書いたことがない。書いてたとしても、どこかごまかして曖昧なものにしてる。はっきり書ききった旅のプランのような具体性がない。

 『夢ノート』、買ってもう一週間ほど経つ。毎日携帯しているが未だに第1文が書けていない。楽しみすぎてもったいないのと、夢にむかってボヤボヤできないことへのプレッシャーがある。でも、昨日、その第1文が見つかった。“ふぬけになるような旅をする”。こうなったら、なんとしてでも叶えたくなってきた!太ってる場合じゃねえな。