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| 2005年05月22日(日) ■ |
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| 東海大会→リニモ |
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雨の降る中、相方カーで四日市へ向かった。東海大会決勝を見るためである。半ばあきらめモードだったけけど、球場に着いたら試合が行われていて、そんでもって雨もやんだ。球場の運営は四日市工業の部員がしていた。1月グラウンドにお邪魔したときと変わらない透明さというか親しみを感じることができたのはうれしかった。会場は、霞ヶ浦第一球場。両翼90メートル強、センターは116メートル。地方にあるごくごく普通の球場。球場内のどこにも屋根がなく、スタンドのベンチや通路のアスファルトがべったり濡れていた、外野後方にあるコンビナートの煙突が霧でぼやけていた。
試合は、4回裏。5−0中京がリードしていたけど、私たちが席に着いたとき、大府の2ランホームランが飛び出した。初めて大府を見たのは、4月末の春季大会。東邦相手に接戦を逆転でものにした。そのときの大府がとても印象的で、相方も私も「またみたいな」と思っていたのだ。今日も期待できそうだ。
ところが、中盤再び中京が2点追加。7−2と突き放した。よく見ると、中京の選手の下半身(主にお尻と太股)がぷりぃ〜ん。まさに地に足をつけて立っている感じで、やっぱり野球にはパワーがいるなあと思った。大府の攻撃もパタリと元気がなくなった。
「大府、みんなで最後までがんばろ〜」という応援団の女の子の高い声が響いた9回裏。1点を返したあと、ランナーを2人置いて、またホームランが出た。打球はレフトに消えた。場内がどよめいた。私はあまりの展開にひきつり笑いをした。6−7。1点差。勢いがある。いけるかも。そう思ったけど、横にいた相方は「どうやろ。ピッチャー、気持ちがリセットできるやろ。ランナーおらんようになったから」。結局、そのピッチャーは降板したものの、変わったエースナンバーをつけた投手はしっかり抑え、ゲームセット。スタンドにいる大府保護者からは、「ようやってくれた」という声がきかれた。「やっぱ、大府おもろいわ」と相方が言った。
今日は、ネット裏のやや一塁寄り、前から5段目くらいに座った。相方との観戦においては、まず座らない場所だ。選手が近かった。ベンチ前でバッテリーが軽くキャッチボールをしているとき、キャッチャーの腕に濡れた土が付いていた。今日は雨だもんな。選手に付いている「土」をこれほどリアルに感じたのはたぶん初めてだと思う。
尾張旭の天一(お味good。こってりは、終盤でくどくなるくらいでないと)でお昼を食べたあと、相方が「リニモに乗りたい」と言ったので、駅の側に車を止めて、乗ってみた。駅の構内や電車などは、大阪や神戸にあるものレールとそれほど変わらなかったけけど。駅の看板に遣われている色が蛍光色っぽくて、それは新鮮に思った。終点で降りて、トイレしてまた電車に乗り込んだ。「万博いかんとリニモだけ乗って…」と私が言うと、「雰囲気が味わえたからええねん」。彼の中では“万博のためにあるリニモ”ではなく、“リニモからみる万博”のようだ。そういう楽しみ方、私も嫌いじゃない。帰り、運転手の側の席に座れた。相方は、私は話しけていることも、存在そのものもなかったように、電車に夢中。下車後、「R95がなんたら」とか熱く語っていた。残念ながら、私にはよくわからない話だったけど。
<今日のプロ野球チップス>
第1戦 私 古田 相方 川越 →私の判定勝ち 第2戦 私 北川(元阪神) 相方 日ハムゴレンジャー →元阪神対決、相方の判定勝ち 通算成績 私 1勝2敗2分 相方 2勝1敗2分け
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