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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2005年05月20日(金)
あるこの一週間ダイジェスト

 閑散期、仕事はぬるいはずなのに、年とったのか。GW明けからの私はとても疲れやすくなってしまった。無意識のうちに、「ふう、疲れたあ」という自分が怖い。…そんなわけで、今週もまた日記に手がつけられませんでした。

>月曜日
 部屋でボッサーとしていると、昔自分が書いた小説が出てきて、思わず読み入る。10代の頃は、よく小説を書いていた。恋愛や学園ものが多かったけど、高校野球に出会ってからは、どっぷり高校野球ものばかり書いた。選手本人の主人公にし、恋愛の要素も取り入れて…。ハズさ爆裂(特に恋愛部分)の文章だけど、書いてるときの自分がとても楽しんでいたことを思い出した。あのころ、高校野球はブラウン管の向こうだった。自分の夢を書いていたんだな。今は恋愛も、高校野球も中途半端にリアルになったので、もうこんな夢を書いて楽しむことはできないんだろうなとちょっと思った。
 さて、その小説。何度もリニューアルしている。初めて書いたのは高校2年のとき。プロットに毛が生えたようなストーリー展開で、原稿用紙にして17枚くらい。それから、高校野球を見続けることによって思うこと増えたのか、書き直すたびに枚数が増えた。今あるのは、その何度目かの書き直おしで、原稿用紙にし170枚ある。
 最後には、誰にも読まれることがないのもかかわらず、あとがきなんてのがある。そこに書いてあった。「この物語は、何度書き直して、私とともに成してきました。これから、日常でつらいことがあったら、彼ら(小説の登場人物)に会いにこうようと思っています」。ちょっと寒い文章だけど、「また書き直したいな」と思った。あとがきの日付は1994年。もう10年以上経つ。物語の中の彼らも、もう30代手前。そうだ!彼を指導者として母校帰らせてみよう。だれにも見せないから、ディテールもざっくりでいいや。自分が楽しむこととを最優先にしよう。

>火曜日
 仕事が終わったのが、午前10時半。火曜日の上、今はテストの時期で、試合はおろか、練習も見れないのでありがたくない。とはいえ、もうお金がないので、移動が難しいのだけどね。
 労働時間は短かったとはいえ、高価な商品をあつかう細かい作業で相当神経を遣った。昼ごはん食べたら、zzz。で、目が覚めたらあの衝撃のニュースですよ。ショックというか何というか。あの年の平安は、私の青春の扉を開いてくれたんです。人生って、ホンマにわからない。
 ところが、ふと思ったのが、容疑者が3人いたにもかかわらず、彼だけの名前が明るみに出、あれやこれやと報道されている。華やかな舞台にあがった人が受ける代償なんだろうけど、それって“ニュース”のすることかなと思う。もし、ここに彼がいなければ、普通に容疑者全員の名前が出たはずだし。

>水曜日
 今日は、相方と甲子園で阪神戦。雨が微妙だったけど、何とかもってくれてよかった。途中、相方の会社の元上司がきた。試合中の関係ない話は素敵だけど、会社の話ばっかりで、全然入れなかった…(泣)。
 初めて見る交流戦。ピッチャーは、西武・松坂ー阪神・杉山とこれ以上とない組み合わせ。テンションがあがった。新応援歌もだんだん覚えつつあるので、応援歌が変わる前の楽しみ方ができた。正直なところ、応援歌が変わって、歌詞がわからずにいると、楽しみの6割くらいがなくなるので、テンションがさがっていた。新応援歌は。懐かしくて、ベタな80年代の昭和歌謡曲って感じで、きらいではない。古きを温め、新しきを知るだ。中もで、今岡の歌詞にある“虎になれ〜”とか、今までとはちがってリズムをとるチャンスマーチとか好き。♪いくぞチャンス〜勝負を決めろ〜 また歌いたいなあ。(そうそう、鳥谷の歌詞に♪はばたけよとあるのだけど、うちの相方そのときメガフォンで羽を作り、手を動かし、鳥の真似をしてました。あほです)
 試合は、3−0で勝ちました。途中、松坂が1000奪三振達成。ライトスタンドからもきちんと拍手が送られた。それにしても、いい投手が投げると安定していいですね。今日もヒーローは、杉山と桧山(序盤にHR。見てない…)。お立ち台慣れしていない杉山の、『がんばりました!』がかわいくて、思わず真似して、『がっんまりました!』と言ってしまった。
 今季2連勝。それも気持ちい試合ばかりでれラッキーです・ちなみに相方は7戦負け無し。きしょい。