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| 2005年02月21日(月) ■ |
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| 恋するのと似た気持ち |
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仕事柄コンビニエンスストアを中心にあちこちの店へ行く。店のいろんな顔が見える。いろんな人がいる。中でも、こないだ行ったお店の店員さんがすごく好きだ。とても癒される。客にも従業員にも、そして私たち業者に対しても接し方が優しい。多分若い男の子だと思うのだけど、穏やかな口調で、お客さんに接待する。決してオカマチックではない言葉の柔らかさがある。顔は、麒麟の川島くんに似ている。彼、普段はクールな感じがするけど、笑ったり、喜んだりすると、すごくかわいい感じになるのだが、そのときの表情ばかり集めたのが今日の店員さんだ。
リーダー以外に人間は店の人と話すことはあまりない。あるとしても、売価不明の商品の値段を聞いたり、お手洗いを借りる際に声をかけるくらいだ。その店員さんともそんなやりとりだけだったのだけど、それでも気に入ってしまったのだ。別にどうこうなりたいと思わないけど、仕事場にこういう楽しみがあることはいい。恋、とくにその初期における片想いのころって、なんか心と体が軽くなる。その状態は、仕事をするにおいて、非常に有効だと思う。
そんな店員さんと、今日、少し話すことが出来た。バックルームで、後かたづけをしていたとき、休憩中の彼と目があった。こういうときはちょっと戸惑う。お互いもう仕事は終わった状態だ。でも、彼は「おつかれさまです」と笑顔で声をかけてくれた。私も「おつかれさまです」と言った。「仕事大変でしょ。細かいのも数えてはるし。僕なんか3分ももちませんわ」「いえ。慣れですよ。それより、夜も仕事されているんでしょ、そっちの方がすごいですよ」、少し前に彼が別の店員に話していたことをふと思い出した。「いえ、朝から晩までアホでしょ」彼はそう言った、バックジュースを一口こくりと飲んだ。「そんなことないです」。そして、「そろそろ、仕事戻りますね。あと、僕、もうするここ辞めるんですよ」。残念だな。そう思ったけど、口にしなかった。店を出るとき、仕事に戻っていた彼がカウンターにいた。みんなで「失礼します」と言って出ようとしたとき、「がんばってくださいね」と声をかけられた。彼は笑顔だった。「そちらもがんばってください」。そう言った。ああ、これで最後なんだ。なんか切なかった。
そうだ。野球を見始めたころの私って多分こんな感じだったんだ。恋するのに似た気持ち。ああ、そんな自分に戻りたい。そう思う今日この頃。
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