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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2004年11月17日(水)
○○、元気で留守がいい。


 この頃父が、「西高のグラウンドはどこや?」「すばる高校はどうやって行くんや?」だの聞いてくる。確か去年、須知高校のグラウンドに行って、かなり気に入っていたけど、おとんもついに目覚めてしまったか。でも、もちろんそうではなく、目覚めたのは、ハンドボールの観戦だ。父は高校時代ハンドボールをやっていた。その母校が48年ぶりに全国大会出場を決め、それを機に現チームの試合を見に行くようになった。会場には、同じようなOBが集まっていて、ワイワイ観戦しているらしい。

 父がハンドボールをやっていたことも、ぼんやりとしか聞いていないし、現役時代の話やハンドボールの話なんてほとんど聞いたことがなかった。私も興味はなかったし。でも、全国大会出場をきっかけに、せきをきったかのように話し始めている。会社も学校も終わり、一時は魂が抜けたように毎日家でゴロゴロしていたのが、この頃勢いを取り戻してきているように思う。高校野球もそうだけど、チームが強くなって大きな大会に出ることは、人に大きな影響を与える。そのことを、私は身内に人間を見て、わかった。

 ずっと外に出ていた父親が、定年で家にいるようになって、何かとやりづらくなっているの家庭は多いと思う。別に父が嫌いなわけではないけど、長年守られていた生活サイクルが大きく狂うから、特に母は大変だろう思う。外に出て気分転換でもしてもらうと、こちらも楽。そういう意味で、“ありがとう、ハンドボール”って感じだ。

 そう考えると、球場やグラウンドにいるおじちゃんたちを送り出して、ほっとしている家族がいるんだろうな。その分、観客である私たちがうっかりしてたら、不愉快な思いをしてしまったりするのだけど(笑)。