初日 最新 目次 MAIL HOME


あるこのつれづれ野球日記
あるこ
MAIL
HOME

2004年11月16日(火)
関係ない話 その11 「鼻かみの市民権」


 仕事が休みだったので、一日ぼっさーとしていた。夜、「ビューティーコロシアム」という番組を見た。容姿にコンプレックスのある女性が、整形やメイクを経て、綺麗に生まれ変わるというもの。依頼者は、容姿故に受けてきた屈辱の出来事を告白する。子どものころにあらぬあだ名をつけられたり、「ブス」とか「デブ」って言われたり、側を通ると「腐る〜」とか言って避けられたり、からかわれたり。それがトラウマになって、みな表情も暗い。テレビ用にちょっとは話が大きくなっているのかもしれないけどそれでも、「なんでそんなこと言わなあかんのや」「人間として最低や」と母と熱く語り合った。私は深刻に整形を考えなければいけないほどではなかったが、彼女らと似た経験をしている。だから余計に力が入ってしまう。人の顔が不細工だからって、あんたらになんか迷惑かけたかっちゅーねんっ!関係ない話やん。いつか天罰が下ればいいと思うのだけど、そうもいかないのは世の中。

 私は、小学校の頃から鼻炎でよく鼻をかんでいた。うるさくないようにと、音をたてず、人の目を気にしい気にしいやっていたのだけど、それを見ていたクラスに男子が、「あいつ、鼻かんどる。きったな〜」と言っていた。塾の先生にも、「あまり鼻をかんでるとアホになるぞ」と言われたことがある(ビューティーコロシアムの鼻炎版があれば、マジメに出たい)。当時は大きなからだを小さくしていたが、今にして思えば、鼻をかむよりかまないで垂れ流しておく方が汚い。1980年代は、まだ花粉症がそれほどメジャーではなく、鼻をかむ人なんて教室にはいなかった。いてもそれは風邪をひいている人で(風邪の際の鼻かみは、「風邪だから」という理由で、許される)、私のように日常的ではなかった。極端に言えば、教室で排泄行為をしているかのような扱いだった。それを思えば、今は随分鼻をかむことが市民権を得ている。花粉症のおかげか。私は生まれる時代が少し早かったようだ。

 そんなわけで、私は小学校が嫌いで一生同窓会にも行かない気でいるけど、3月4月の辺りの花粉絶好調の時期にあるなら、一度のぞいてみたい。当時、私のことを「きったな〜」と言ったヤツらが花粉症で鼻をズルズルいわせていたら痛快。「こいつ、鼻かんどる。きったな〜」とこれみよがしに言ってやる。私、根に持つタイプやからね(笑)。