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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2004年10月29日(金)
昔、福商が好きだった。


 今も昔も好きなのは東山だけど、他にも「いいな」と思うチームはあるわけで。一番最初にそう思ったチームが、福商だった。福知山商業である。

 男子校で、素朴な応援。それだけでもイメージアップなのに、いつだか大会で受け付けをしていた福商部員が当時二十歳をすでに過ぎていたともきちに、「高校生ですか?」とお茶目に聞いてきたのだ。マジでそう思ったのか、からかってたのかはよくわからないけど、「福商の球児くん、かわいいやん♪」とともきちもベタ褒め。同じ年、北部の球場で東山の公式戦を観戦していた。相手ピッチャーは、東山の4番バッターを敬遠した。ともきちが思わず、「弱虫!」と叫んだ。静かな球場にその甲高い声が響いた。すると、近くで観戦していた福商の部員たちが「そうや、弱虫や」とささやいていたのである。心強い応援団だった。風邪で声が出ない自分が悔しかった。

 そんな彼らと3年後、甲子園をかけて争うなんて思ってもいなかった。負けたときは複雑な心境だった。嫌いな学校なら存分に文句が言えたし、対戦さえしていなければ、喜ぶことができるはずだった。なんという皮肉…。その翌年、福商は福知山成美と校名を変え、共学になった。私は福知山成美になじむことができなかった。いろんな思いを消化しきれていないのに、もう付いていけなくて、なんだか腹がたった。全くをもって自分勝手である。でも、HPを通じて市長や部員の親御さんと話しをすることができ、ようやくいろんな思いを消化することができた。今だったら東山と成美が対戦して成美が勝っても、市長に「おめでとう」が言えると思う。

 嫌いなもの、腹がたつものは、そう思われている人よりそう思っている人の方が苦しいのだ。私はそう思う。