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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2004年09月30日(木)
賞品としてのキリンラガービールのこと


 初めてビールを飲んだのは、多分7歳のときです。夕飯時、大人組はビールを飲んでいたのが、父がおもしろがって、私や姉に、「泡飲めや、泡」と言ってきました。ビール自体には興味なかったのですが、泡は子どもの好奇心をそそります。父からコップをもらって、上澄みをズルズル。横で母や、「泡だけやで泡だけ」と心配そうに私が飲むのを見守っていました。今思ったら、未成年でも泡だけなら飲んでもいいなんていう法律はありません。父は一体何がしたかったのでしょう。それでも、味なんてちっともわからなかったけど、泡飲みは楽しかったです。

 まだ小学校のとき、一度、黄色い部分も飲んでしまったことがあります。どういう経緯でそういうことになったのかはわからないのですが。飲むと、頭がグルングルン回りました。それがビールの気持ちいいところだとも知らずに、部屋で寝転がって、グルングルンがおさまるのを待ちました。次の日、風邪を引きました。子どもがビールを飲んだらいけないのは、風邪をひくからかと思いました。私は大人になっても、きっとビールは飲まないだろうと思いました。風邪をひくのはイヤです。

 本格的なビールデビューは18歳のときです。すでに大学が内定していました。夜、親がビールを飲むとき、私たち子どもをずっと寄せつかなかった親がある日、「あんたも飲むか?」と言ってきたのです。びっくりしました。「大学に入ったら、飲み会も一杯あるしな。慣れとかなあかん」と言って父が笑いました。大丈夫だろうか。こくりと一口。苦いけど、悪くない。まだおいしいとまでは思わなかったのですが、背伸びしたい年頃。母が、お盆にビールとおつまみを載せて居間に来るときは、いつもそこにいるようにしました。

 酔っぱらうことにあこがれていました。ビールは、のどごしと酔ったときのフラフラ感のためにあると思っていました。長い人生、酔っぱらうことを知ることも必要などと思い、大学4年間は精一杯酔っぱらおうと決意しました。社会人になったら出来ないだろうと、漠然とでもわかっていたんでしょうね。記憶をなくしたり、鴨川で暴れたり、コンタクトを落とすこと10数回。バイトの店長の電車で寝ゲロしたり、目が覚めたら知らない人の家にいたり、その他ここにはとても書けないことを繰り返して、大学卒業間際に、ようやく酔っぱらうためではなく、味わうためにビールを飲みたいと思うようになりました。「酔っぱらい経由社会人へ」プロジェクトは見事成功。というわけです。

 キリンが好きですね。淡麗生。発泡酒が出る前はキリンラガーでした。キリンラガーと言えば、甲子園の阪神戦の途中で観客の中から、「ラガーカップル」(?)たるものが選ばれます。賞品はもちろんビールなんですが。選ばれるカップルを見ているとたいていさわやかで女がかわいいので、私には100回生まれ変わっても縁がありそうにないのですが、前、一度老夫婦が選ばれていたので、ナイスと思いました。

 そうそう、賞品とかでよく○○1年分ってあるじゃないですか。あれって、どれくらいなんだろうって思ったことありませんか?以前、母は賞品でキリンラガービール1年分をもらったことがあります(しかも、ちょうど「ビールはもうやめよう」と思ってたころに)。玄関にはケースの山。私の身長より高かったです。350mlが15ケース。1ケース24本だから、計360本。5日は休肝日?!