
|
 |
| 2004年07月15日(木) ■ |
 |
| 調整〜またひとつの挫折と学習?〜/私の緒戦/M−1は、絶対絶対ビデオを録るべし |
 |
『調整〜またひとつの挫折と学習?〜』
半日仕事(祇園祭の交通規制のため)で、天気がよかったので、福井県へ行ってきた。行きしな、京都大会開会式帰りらしき某高校の選手たちが、地下鉄の駅のホームで電車を待っていた。どうやら学校の帰ってからも練習するらしく、何の練習をしようかと話しあっていた。「オレ、ノックしたい」「背番号のあるヤツだけでいいの?」「バッティングしたいヤツもいるやろし、したいことした方がええんちゃうん?」。そんな中、「調整って、何したらいいの?」「軽くシートノックして、軽くバント練習して…」。要するに、軽く、ね。
特急で1時間強。福井駅に到着。今日の目的地・福井農林高校へ行くべく、えちぜん電鉄に乗り換えた。途中、改札にいた若い女性の駅員が、私を待ちかまえて、「はいっ、ありがとうございました!」満面の笑顔で元気のいい声。こんな愛嬌のある駅員、初めてや。思わず、「ありがとう」と言ってしまった。
えちぜん鉄道は、おそらく二度の事故で運休になってしまった京福電鉄の生まれ変わりだろう。イメージアップのために頑張っているのが、初めてきた私にも伝わってきた。明るい色の駅舎がさわやかさを演出していた。電車も東京で走っているモノレールのような新しさ。向かいの使い込まれたJR福井駅とのコントラストがあまりに見事だ(JRの古さは古さで味だけど)。「ありがとうございましたぁ」という低音でテンションの低そうなおじさん駅員は皆無で、こぎれいに化粧をした若い女性が中心。特に車掌の女性の格好にはびっくり。黄色のブラウスに、黒のベスト、黒のタイトスカートに、大きな黒の麦藁帽子(みたいなの)。すげえ、ここはどこや。ディズニーシー内にあるモノレールの中か?次はどこのアトラクションに連れて行ってくれるんだろう。
福井農林高校は、越前新保駅のすぐ近くにある。ふらふら〜っと校舎に入ってみると、奥からドンドンドンという太鼓の音が聞こえてきた。もしや、応援練習?と思ったけど、違った。グラウンドに野球部はいなかった。う〜ん、残念。是非今のチームの練習を見てみたかったのだけど、縁がなかった。仕方ない。引き上げようと思ったとき、グラウンドに隣接している校舎の壁際に、使い込まれて白くなった黒板があった。色々書き込んであった。よく見てみると、野球部のスケジュールだとわかった。今日の場所は空欄になっていた。視線を左に移すと、全国高等学校野球選手権福井大会緒戦の濃いピンクのチョークの太文字。右に移すと調整と書かれていた。そっか、本番前は調整するんだ。だから、練習が早く終わっているもしくはオフの可能性があるんだ。はいはいはいはい。そういや、行きしなの地下鉄の駅で野球部員がそんなこと言ってた。あれは、私に対する前振りだったのだ。それにきづかなかったがために、こんなオチになってしまった…。身と財布の軽さをもって知る高校野球のサイクル。
黒板の前には、新しそうな木目調のベンチがあり、その横に、部員たちの日記らしきものがきれいに積み上げてあった(中身?断じて見てません。ホンマですって!!)色つきの厚紙のバインダー。一番上の選手の名前は、春の大会では背番号「1」の子だ。ひょっとしたら背番号順に並んでいるのかもしれない。グラウンドや道具の並べ方、挨拶もそうだけど、高校野球はきちんとしているなあ。でも、まてよ?背番号順がきちんとした順番ってどうなんだろう?試合をするときはそれでいいけど、練習のときは全部員がいるわけで、背番号のある子たちは背番号順でいいけど、ない子たちはどういう順番になるの?…とりとめもないことをあれこれ考えてしまった。
グラウンドは、決して広いとは言えない。多くの高校で見かけるマウンドの高さもここはよくわからなかった。練習で使うネットも心持ち少な目だった気がする。黒板を見なければ、活動場所は他にあるのだろうと思ったはずだ。でもって、まだ確信が持てないでいる。黒板の隅っこに、「あと3日」という走り書きがあった。今日、練習を見れなくてよかったかもしれない。
『私の緒戦』
夜、ともきちから電話があった。17日の打ち合わせだ。場所と時間を決めながら、彼女が言っていたこと。「夏の西京極か。楽しみやなあ。何着ていこ。でも、日に焼けたくないし、結局長袖長ズボンやろな」。「真っ赤なペティキュアもバッチリやで。プロの人にしてもろたんや。やっぱ違うわ。1万2000円(!)もしただけあるわ。ネイルの他に角質除去もしてもらって、足の裏までいい女になったわ」。なんか意中の男と初めてデートに行くみたいやなあ。かく言う私も何着て行こうか今から考えている。去年買ったブラジャーの透明ストラップを出動させるものアリやし。アイシャドーとマスカラの練習もしている。今日、練習後の顔で出勤したら、職場の人に「あんた誰ですかっ」って言われてしまった。気合いが、過去数年とは明らかに違う方向へ向いている。「なんか、私の緒戦♪って感じやなあ。“みんな、私を見てっ”みたいな」。ウケてしまった。
『M−1は、絶対絶対ビデオを録るべし』
昨日、予約していたM−1グランプリ2003のDVDが届いた。さっそくチェック。見れなかった決勝戦進出者決定後の記者会見も収録されていた。アメリカザリガニは初回から3年連続出場ながら、まだ優勝に手が届いていない。そんな彼らを司会の島田紳助さんは、「高校野球で言う優勝出来ひん名門校や。倉吉北みたいな」。ハハハ。ごっついマニアックなんか、高校野球をよく知らないのか判断出来かねる。そういや、未だ優勝していない名門校ってどこだろ。
私がDVDに一番期待している特典が、敗者復活戦出場コンビのネタだ。大半がカットされていながら、全コンビをしっかりフォロー。またこの大会に限っては、私の現場にいたから、余計に興味があるのかもしれない。別に「映ってるかも?」とか思わないけど。会場はテレビで移っている以上に小さかった。後ろから携帯で写メールをしようとしたら、スタッフにばっかじゃないの?みたいな目つきで「やめてください」と言われてしまった。そのくせ、芸人の控え室周辺は、警戒度ゼロ。裏でネタ合わせしているコンビや出番が終わって帰っていくコンビと何度かすれ違った。業界人ってアイドルに限らず顔が小さく見えるなあと思った記憶がある。
さて、話がちょっとそれてしまったが、敗者復活戦のネタを堪能した。印象に残っているのは、シンパシー、レイカーズ、POISONGIRLBANDかな。あとの有名どころのネタは何度も見ているヤツだったので、新鮮さという意味では印象度は薄かった。シンパシーは、去年のM−1甲子園(?)の覇者。ネタを初めて見たけど、ツッコミの間(やや早め)が好き。レイカーズはネタというより、片割れがやるフットのノンちゃんのモノマネにハマッてしまった。POISONGIRLBANDは、話の飛躍の仕方と持ってくる名詞の選択がバリ私の好み。「とりあえずビールっていうのはやめようよ」「じゃあ、おまえ、とりあえず送りがなって声を張って言える?」とか。もっと見たいコンビ。売れてきたら、ボケの子の格好もあか抜けていい具合になるんやろな。ヘッドライトは、ABCお笑い新人グランプリと同じネタ。私個人は、新人賞のときのより、こっちの方が余計なモノがそげていてよかった。ダイノジは去年よりおもしろかった気がする。あと2年連続のトリをつとめたストリーク。結構好きなネタベース。もうちょっと売れても欲しいなあ。気になったのは、設定のダブリ。今年は卒業式ののやまびこ答辞(「楽しかった運動会」「運動会」みたいなヤツ)が目立った。そういや、去年は昔はやった遊びという設定が多かった。ま、漫才はお客さんが知っている世界を設定に持っていかないとウケづらいから仕方ないけど。その点で、コンビ名は忘れたけど、回転寿司の具でネタを進めたアイデアが斬新だった。
ところが、ところが、肝心の本編がいけない。2002年はますだおかだのネタの一部がカットされていた(後日、増田さんが日記で熱く憤っていた)が、今年の犠牲者はスピードワゴン。ネタの中心は「さっちゃん」という童謡だったのだけど、著作権の関係で収録出来ず。ネタの大半が音声なしという何とも切ない内容になっていた。当人たちは同じDVDに収録されている本音インタビューで、「思い出したくない」って言ってるけど、それでも、ねえ…。そんなわけで、本編に関しては、DVDはあくまで保険。ノーカットのネタをいつでも楽しめるようにビデオは必ず録っておかないと。貴重な映像をなくさないためにも、すり切れない程度に堪能しよう。
|
|