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| 2004年07月10日(土) ■ |
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| 乗用車が買える… |
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HPに載せた文章でも応募可能という珍しい、ジャンル不問のコンテストがあったので、応募してみた。残念ながら、賞をもらうことは出来なかったが、後日、主催社から手紙が来た。「共同出版をしませんか?」という内容だった。
私は知らなかったのだが、作家などが出している私たちに一番なじみのある出版方法を、企画出版という。作者の負担額はゼロ。初版から印税が入る。逆に、よく耳にする自費出版は、出版に関する費用は全部作者が負担。書店においてもらうのは難しく、印税は入ってこない。で、今回私に話がきた共同出版というのは、その2つの折衷案みたいなもの。作者と出版社が資金を出し合うもので、規模はいかほどかわからないけど、書店においてもらえ、営業もしてもらえる。印税は増版時に入る。邪推かもしれないが、これは私の文章がいいからというより(よかったら、賞獲ってる)、商売としての要素もありそうだ。でも、審査コメントには、私がもっとも表現したかったこと、もっとも感じて欲しかったことがモノの見事に書かれていて、そんな邪推をするのは自分が腐っている人間のようで、心境は複雑。
でも、本を作る工程には興味があったし、あわよくば…という気持ちも正直あった。モノを書いている人にとって、自作の本の出版ってやっぱり夢の一つだし。ここにきて、何か形に残る結果を出しておきたいなあという思いもあった。もっとも、力がないのにそんなことしていいの?という気持ちと、どんな形にせよ世に出さないと始まらないという気持ちの綱引きが今も続いているんだけど。
で、一体いくらくらいかかるのか、調べてもらった。安いものではないと知っていたけど、まさか6ケタとは。メール便で届いた見積書を見て、固まってしまった。通りかかったおとんが、紙をのぞき込んで、「うちの車、77万やぞ。中古やけど」と言ってトイレに消えた。
ぼったくりやわと思って、ネットで他の出版社や印刷会社のサイトを見まくった。うわ、安いと思っても、それは印刷料にすぎず、校正代とか、帯代とかなんやかんやがかかって、結局は同じくらいになってしまう。相場はこんなものか。100万は無理やなあ。かといって、「どうしても出したい!お願い。お金は返すから」と親を説得する気力も正直ない。ローンを組んでという方法もあるけど、それも抵抗がある。企画出版してもらる力をつけるか、あきらめるかかなあ?
そういや、スポーツの取材パスも有料らしいと聞いた。前に、ライター塾の実習で、「東京は遠いから、私は大阪で取材したい」と塾側にお願いしたのだが、とんでもなく図々しいことだったんだなあ。知らなかったとはいえ、すみませんでした…。
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