初日 最新 目次 MAIL HOME


あるこのつれづれ野球日記
あるこ
MAIL
HOME

2004年06月20日(日)
ごちそう


 今日は、兵庫遠征。担当者の相方くんはお休み。待ち合わせ時間がないと、ルーズになる私。予定より1時間遅れの出発+地図があるのに道に迷った。

 高砂市内にある高校へ行ったのだけど、ここは初めて訪れる町。日曜日だけど町中は静か。小さな呉服屋やお寺をよく見かけた。また、寂れかけてはいるが、商店街や古い木の家で奥から腰の曲がったおばあちゃんが出てきそうな小さなお店が息づいていた。狭い路地が多く、それで迷ってしまったのだけど、町の片隅にはそれぞれの町名とその由来や歴史が書かれた木板が立てられていて、情緒を誘っていた。城下町だったのかな?うちみたいな歴史のない住宅街では、そういう町のことを知る術はない。

 学校に着くと、試合は7回まで進んでいた。風が通り抜ける木陰の下にある朝礼台が空いていたので、そこに腰掛けた。外野から眺める形。スコアは1−2。でも、9回裏に粘って、ツーアウト二三塁からタイムリー。逆転サヨナラ勝ち。第二試合は、0−0という引き締まったゲームになった。両校とも打てなかったということなんだけど、守れないよりかはいい。で、2試合やって終了時間は14時半。奇跡や、2試合とも2時間かかっていない。すごいっ。東山の野球じゃないみたい!(「いつもと違う野球が出来たのはいいことや」by某お父さん)

 試合と試合の間に、相手校の保護者の方に昼ご飯をいただいた。近くにコンビニがないからどうしようと思っていたところ、「中華丼、作ってくださってるみたいやから、よばれに行こ」と言われたので、ノコノコと付いて行った。決して広いとは言えないネット裏にテーブルや水道があり、業務用のプロパンガスも入れて、本格的な台所ができあがっていた。数人のお母さん方が忙しそうに器にご飯や具をよそっていた。私は東山の保護者の方に紛れて、三塁側ダグアウト横に設置してある簡易テーブルに座った。

 今日の献立は、中華丼、具だくさんのみそ汁、タコ(明石産?!)とキュウリの酢の物、スイカ。「すごい豪華やなあ」「いいのかなあ」、私たちは恐縮しながらも、いっただきまぁ〜す♪本気でおいしかった。決して十分とは言えない台所環境でよくぞここまで。通りかかった東山の監督さんも、「いいですねえ。今日はごちそうですね」とニコニコ。確かに、ごちそうという言葉がぴったりだと思った。いわゆる高級料理ではないけど、野菜類充実で、酢の物もある配慮が嬉しかった。外で食べるとどうしても摂りにくいいわゆる家庭料理。嫌味をみじんも感じない満足献立。ボリュームたっぷりで、お腹ポンポン。食べ終わって器を返しに行った選手たちも、「おかわりは?」と聞かれても、「いいっす」。私たちが食べ終わったころ、ようやくお母さん方の食事が始まった。後で小耳に挟んだところ、今日がこのグラウンドで現チームがする最後の試合だとか。恒例行事なのかもしれない。