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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2004年05月05日(水) ■
偵察部隊


 福井県営球場で、大会屈指の好カード「福井商業ー福井」戦が行われていたころ、数十�僧イ譴親慍貉堊躪膠親宛�園野球場のネット裏最前列に、制服姿の両校の選手が、シート2つ分ほどあけて陣取っていた。スピードガンやビデオ、スコア表を手にしていた。両校のこのような姿はよく見かけるが、両校対戦中というシチュエーションは初めてだった。目の前の繰り広げられている試合の勝者が、次の試合の対戦相手となる。当然、両校間に会話はない。

 主催者側も、観客のニーズを心得ているのか、他球場の試合経過のアナウンスが頻繁だった。印象に残ったのは、初めての試合経過アナウンスで、福井商業のリードが告げられたとき、それほど表情を変えなかった福井商業の部員たちが、顔を見合わせて笑顔を見せたことだ。歯の白さがやけに鮮やかに見えた。隣にいた福井の部員は、冷静だった。携帯で情報交換をしていたのか、リードされていることがすでにわかっていたのかもしれない。2−0のリードをいうアナウンスだったが、「今、0−3」という声が聞こえてきた。次のアナウンスでは、「3−0で福井商業がリード」になっていた。

 敦賀での試合が8回に入ったころ、福井の部員たちは、片付けを始めていた。もういいのかな?

 間もなく、他球場の試合結果のアナウンスが流れた。5−1で福井商業が勝った。