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| 2004年05月03日(月) ■ |
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| キャッチャーフライ |
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目当ての試合はすでに終わっていた。 明日は大雨になるという天気予報。午後2時前というのに、空は暗く、風が吹いて肌寒かった。スタンドにいる観客もまばら。そんな中、試合に出場するチームのシートノックが行われていた。シートノックの締めといえば、キャッチャーフライ。打球を上げるのが他と比べて難しく、新人監督がノッカーの場合、スタンドからちょっとした冷やかしの声が飛んだりする。うまくいくかな?私はそのとき、スタンドの片隅でちょっと緊張する。
最初に登場したチームのノッカーの打球は、スタンドに飛び込んだ。側にいた観客がキャッチしようとして失敗。打球の行方を気にしていたノッカーは、苦笑いしながら、「すみません、すみません」と何度も頭を下げた。間もなく、「タイムアップです」という場内アナウンス。ノッカーは選手にまじって、足早にダグアウトに戻った。
次に登場したチームは、ノッカーはきちんとした打球を飛ばすものの、選手が捕れない、はじく、見失う…で、「試合、大丈夫かな?」とちょっと心配になった。ところが、最後のキャッチャーフライでノッカーがまさかの空振り。キャッチャーはバットに当たることなく落ちたボールを見ていた。そこで、「タイムアップです」の声。ノッカーは、おかまいなく2球目に挑戦。今度は成功した。
横で見ていた相方くんが、「これ、おもろい試合になるで」と言った。 この試合、見て帰ろう。そう思った。
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