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2001年02月01日(木) ■ |
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東山高校硬式野球部関連コラム 「1992年夏に捧げる詩(ともきちver.)」 |
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『Please stop that time』
みんなの笑顔や
みんなのガッツポーズが
一体となった一塁側のベンチとスタンド。
飛び散る水や
無造作に置いてあるポカリスエットの
空き缶の影
もう二度と
あの時のまんまのことは
訪れることはない。
ー最高潮。
そんなコトバがぴったりの笑顔が
とびかっていた。
時と止めてほしかったあの瞬間
『ものすごいこと』
たくさんの人を泣かせた
あの年のあの夏のあの球場は
すごいよね。
応援しまくってのどがからからになって
もらったポカリをぐいっとのんだこと
忘れないよね。
ものすごいこと。
多くの人の心をゆれうごかして
必死にさせたこと
あの日の球場の9回の攻撃…
『通り過ぎた夏へ’92』
あの人達なしでは
夏は来ないと思っていた。
だからそのまま
夏は通り過ぎていった。
来る一歩手前で
そのまま、行ってしまった
二度とこないもの。
でももしかしたら
再び自分の手で
通り過ぎた夏を
つかむことができるかもしれない。
夢は後輩達に託してしまったけど。
(タイトル:あるこ、文:ともきち)
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