Desert Beyond
ひさ



 新潟再び

また新潟に行ってきました。
9日夜出発12日夜帰宅。
主に小千谷市へ救援物資のお届けと
後の活動に反映させるために
被災者の人達の気持ち・要望希望を聞いてきました。
実際報道でも下火になってきて
行政の配給も終了した場所が増えてきていますが
僕が感じたのは、先週と比べると
公道のひび割れや段差などに対して応急的な修復は
結構なされてきたというのはあるけれど
実質的に被災者の人達の生活に変わりはあまりないという事。
まだガスも水道も復旧しない状況の水口という地域があって
その場所では30人の村の人達が集まって
大きめのガレージで寝泊り、食事をしているんです。
罹災証明のためには公の耐震診断が必要で
それ以前に片付けなどをすると
国からお金がおりなかったりするわけだけど
その耐震診断の人達がなかなか田舎まで回ってこず
いつ頃来るかのお知らせもないらしいです。
ということはいつまでもひどい自宅を見て
気持ちは下向きのまま。
心のケアもすごく重要だと思いました。


2004年11月12日(金)
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