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■ 冬の日//眠うい午后
珈琲屋から帰って来た。 砂漠の夜は冷え込むのだけれど 今宵は半袖では凍えてしまうくらい寒い。 上に一枚長袖を羽織ったけれど、それでも寒かったくらいだ。 鼻から息をいっぱい吸い込むと、 寂しさと切なさを混ぜ合わせた様な冬の匂いがした。
そういえば小学生の頃、ある夏の夕方 友達と遊んだ帰りに自転車に乗っていて 夕焼けと遠くに見える秩父連山のシルエットがとてもきれいで 確かに夏の匂いがした。 そんな事が妙に嬉しくて「この匂い、絶対忘れない」と 鼻から息を沢山吸い込んだら吸い込み過ぎて 鼻が痛くなったのを思い出した。
昨日の夜、猫が初めて僕を舐めた。 猫というものはもっと人を舐めるものかと思っていたら 今まで全く舐めやしないので それはそれで、そういうものなのか本当は。と、思っていたのだ。 猫の舌はザラザラとしていて まるで痒いところを掻いてくれているみたいだった。 猫に舐められたのは小学校の時以来だと思う。新鮮。
もう朝の五時なので寝ます....。
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眠れない....。もう六時過ぎてしまった。 どうせ眠れても三時間くらいなんだから もう寝るのは止そうかとも思うけど。 実際眠らないで午後の一時までやるとなると なかなかキツイかもしれないと思うと やっぱり寝た方がいいのかな。 優柔不断でいても結局眠れないのだからしようがない。 さて、どうしようか。
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結局寝ずに授業に行って、帰ってきて今午後三時。 かなり眠くなってきた昼下がり。 今寝たのならば起きるのはいつごろになるのだろう?
写真のサイトでも見ていると バリバリ写真のみを載せているサイトも多い。 僕のサイトの写真には大体テキストがついているけど そういうサイトの写真にはテキストがほとんどついていない。 本当は僕のHPもそんな感じにしたかったんだけど やっぱりHPには人が出るのか それとも写真への自信のなさが出たのか このHPでは写真+テキストが定着してしまった。 僕としてはこれでいいのだと思うし、 HP自体が自分の分身みたいだなあと思う。 でも同時に、写真だけでものを伝えたり、何かを表したり、 雰囲気を伝えたりというスタイルに憧れたりもする。
何かひとつのテーマを決めたとして、そのテーマを 写真だけで表現するのが難しい様に、 テキスト(文章)だけで表すのも難しいし、 写真+テキストで表すのも難しいと思う。 表現方法が違うと、それぞれ違った難しさの中で表現するのだ。
僕には写真でものを表現する力なんてまだまだないし ちょっとした詩や言葉で表現する力もあるとはいえない。 でも想像すると、みんながそれぞれ違った方法で ひとつの「こと」や「もの」を表現したら とても面白い結果になるんじゃないのかなあと思う。
例えばテーマを「喜び」として、 誰かが詩を書く。 誰かが花をいける。 誰かが絵を描く。 誰かが盆栽で形作る。 誰かが歌を作る。 誰かがお香を合わせる。 誰かが写真を撮る。 誰かが髪を切る。 誰かが小説を書く。 誰かが数式を作る。 それぞれ出来上がってきたものをひとつずつ観る聴く嗅ぐ。 五感を使って違った人がそれぞれの表現方法で表した 「喜び」を感じとるのだ。 もちろん詩を書く人はそれに長けてないといけないし、 花をいける人はそれに長けていないといけないのが条件だけど、 結果はきっと面白い以上の事になるんだろう。
一人で盛りあがって突っ走ってしまった....。 ただこんな事をたまに思うってだけなんだけど。 寝ていないから余計頭が暴走しやすいのかも。 でも、こんな事が出来たら絶対素敵だと思う。
2001年11月14日(水)
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