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2021年03月19日(金) ■ |
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人間関係までは、引き継げない |
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年度末、各自治体の新年度人事異動が内示され、 新聞紙上を賑わせている。(教職員も・・) この内示から、3月31日までの間に、後任へ「引継ぎ」をし、 新しい配属先からは「引継ぎ」を受けることになる。 これが、けっこう厄介な事務量となり、年度末を気忙しくさせる。 退職してから2年、風物詩として、後輩たちの作業を見守ることとなるが、 先日、帰宅途中に、ぱったりと後輩に会い、そんな話をした。 人事異動につきものの不平不満は「撒かれたところで咲きなさい」だが、 引継ぎをする際に、一番困ることは、引継ぐ懸案問題の多さではなく、 「人間関係までは、引き継げない」ということで意気投合した。 自分が時間をかけて築いてきた「人間関係・ネットワーク」は、 単なる事務作業ではないため、なかなか文字にできるものではないし、 ツー・カーの関係や、無理にお願いしたり、お願いされる関係は、 また、振り出しに戻ることになり、とても大きな損失になる。 民間企業と違って、業者との癒着などを警戒してからか、 3年・4年を経過すると、異動対象となることも事実だが、 今、これに力を入れているから、このプロジェクトが終わるまでは、 異動させない・・というくらいの強引さが欲しいと思う。 毎年、年度末に感じていた、昇級昇格も含めた「人事異動」の顛末、 第三者的に眺めると、面白いものだなぁ。(ごめん・・(汗))
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