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しもさんの「気になる一言」
しもさん
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2020年09月10日(木)
いつもと違うぞ、ってのも緊張感なんです

YouTubeで見つけた、話し方教室。(?)
研修や講演の講師は「場の支配力」を持つべきだと言う。
聴き慣れた人にとっては、結婚式の主賓の挨拶のように、
いつもの講師と同じフレーズでスタートしてしまっては、
じっくり聴こう、という心構えができない。
また、リラックスさせすぎるのも、緊張感が生まれず、
これからのいい話に耳を傾けようという姿勢が崩れる。
だから、何かの講師や挨拶を任されたら、
聴講者に「緊張感をプレゼントする」つもりで話し始めて欲しい、
そんなアドバイスが耳にこびりついた。
言い換えると「聞き手の状態をかえてあげるプレゼント」。
「聞き手にとってこれはプレゼントになるんです」と念を押した。
「話し手が聞き手にできる最大のプレゼント」は、
「その場を支配してあげること」だと言い切った。
「緊張感をプレゼントすること」という発想は、私にはなかったが、
「おっ、いつもと違うぞ、ってのも緊張感なんです」と言われ、
なるほど・・とメモをした。
だからこそ、話し初めは「何気なくやらないで」と言い、
「目的を持ってオープニングを作れるようになればいいです」と
私の足りないところを指摘してくれたようだ。
手垢の付いたフレーズではなく、インパクトのある言葉で始め、
「この人、いつもの人と違うぞ」と感じさせる雰囲気づくり、
それが、そのあとの話を訊いてもらうコツなんだよなぁ。