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2020年09月09日(水) ■ |
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おばあちゃんはちょっと苦手かも |
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映画「最高の人生のつくり方」(ロブ・ライナー監督)から。 「最高の人生のシリーズ」と思って観始めたら、大間違い。 原題「And So It Goes」を、どう解釈したら、 こうした邦画タイトルになるのか、ちょっと理解に苦しんだ というのが本音である。 和訳の「そして、今は・・」という表現を見つけ、少し納得した。 また「大人のラブストーリー」というよりも、 同じ世代として「高齢者の生き方の提案」って感じで、受けとった。 「おじいちゃん」「おばあちゃん」と呼ばれるのを、イヤなフリをして、 けっこう楽しんでいる、という印象さえ残った。 存在さえ知らされていなかった9歳の孫娘と遊園地に行き、 自分から「おばあちゃんはちょっと苦手かも」と言ってみたり、 「すごく楽しかった、ありがとう、オーレン」と名前を呼ばれ、 「おじいちゃん、と呼んでもいいよ」というシーンが面白かった。 物語は、無理やり「高齢者の恋愛」の方向へ持っていこうとするが、 私は、今まで想像もしていなかった「小さい子どもと遊園地」で、 二人の幸せそうな顔の方が、観ていてほっこりした。 タイトル1つで、観て欲しいターゲットが変わることを、 日本版にする側は、意識して欲しいなぁ。
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