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2020年07月04日(土) ■ |
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墨色って、濃淡で五色に変化する色 |
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美術関連のテレビ番組だったと思う。 水墨画について語った、学芸員さんの一言だったかなぁ。 以前から「水墨画」を美術館などで鑑賞すると、 たった一色で、すごいなぁ・・と感心していたが、 今回の一言で、なんとなく、その面白さを発見できた。 もちろん、筆のタッチなど、描写の表現方法は数あれど、 「墨色」を一色と考えず、最初から五色と考えられれば、 表現の幅は、大きく広がるに違いない。 単に「グラデーション」という言葉で片付けるのではなく、 絵具を五色使って絵を描くと考えれば、いいのだから。 もしかしたら「水墨画」を描いている画家には、 はっきりとその違いが見えているのかもしれないな、 そんなことを感じながら、メモをした。 今度、水墨画を鑑賞する機会があったら、 水墨画という固定観念を外し、水彩画?として、 分類してみたい、と思う。 美術館に行くのが楽しみになってきた、今日この頃である。
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