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2020年03月26日(木) ■ |
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アルビン・トフラー、恐るべし。 |
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書籍「第三の波」(アルビン・トフラー著・ 日本放送出版協会刊・642頁)から。 40年以上前に書かれたものであるが、今読み直してみると、 未来の予言書だったとも言えるほど、的確な推測がされていて驚く。 彼は、人類が今まで経験してきた二つの文明、 「農業革命」(第一の波)と「産業革命」(第二の波)を分析し、 さらに「情報革命」(第三の波)によって、 今までの生活様式がガラッと変わり、 想像もし得なかったライフスタイルになることを指摘している。 40年前、ちょうど社会人になった頃に読んだ本書は、 本当に、そんな時代が来るのだろうか、と疑いながらも、 なぜか、この書籍だけは「断捨離」の対象にならず、 ずっと私の本棚に居座り続けたことも、不思議であった。 こうして読み直すことになることを知っていたかのようだ。 今でも新しい発見があったし、当時は意味がわからなかったことも、 なぜか、今は少しだけれど理解できるようになっていた。 40年という歳月が、私を少しばかり成長させてくれたようだ。 ただ、第三の波である「情報革命」が、どんなタイミングで訪れ、 どうやって、世界規模で人類の意識改革ができるか、疑問であったが、 今回の「新型コロナウィルス」の感染拡大が、そのタイミングだった、 そんな気がしてならない。 今回のようなことが起き、多くの人が問題視することにより、 今までの働き方にも、テレワークの導入など変化が見られている。 アルビン・トフラー、恐るべし。 是非、一読をお勧めする。(目が疲れるほど長いけど。(汗))
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