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2020年03月19日(木) ■ |
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掃除はね、家具をちゃんと動かしてするものなの |
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映画「妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII」(山田洋次監督)から。 シリーズ第三弾も「家族の不協和音」が鳴り響き、(笑) 父母の熟年離婚ばかりか、息子夫婦の熟年離婚も話題の中心に。 今は、専業主婦が少ないばかりか、共働きが当然の時代なので、 仕事と家事の両立をしている妻を見下す男性は少ないが、 「家事」という仕事を、しっかりと評価し、感謝しないと、 物語のように、プチ家出とはいえ、いざ妻がいなくなると、 掃除、洗濯、朝昼晩の食事の準備などしたことがない男性陣は、 大慌てとなる。 それを象徴した朝食の様子が、ご飯もたかず、おかずもなく、 テーブルの上には、黄色いバナナだけ。(笑) 遅く起きてきた祖父に、バナナを差し出して孫が声を掛ける。 「おじいちゃん食べる?」 その様子を見て、祖父は朝から怒りながら、 「俺は動物園の猿じゃない」と言い返すシーン。 なんだかんだ言っても、普段何もしなければ、 調理することは考えず、そのまま食べられる果物で済ます、 あっ、もしかしたら自分も・・と、メモをした。(汗) 掃除も、掃除機で見えるところだけ動かす程度かもしれず、 「掃除はね、家具をちゃんと動かしてするものなの」と アドバイスされたシーンさえ、メモしてしまった。 それなのに「労働の後のビールは最高だなあ」と、 すぐアルコールに手が伸びるシーンも、苦笑いだった。 だから「お嫁さんのありがたみわかったでしょ」は、 ただただ頷くばかりだった。 さて・・シリーズ第4弾は、何がテーマかな。(笑)
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