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2020年01月16日(木) ■ |
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ボランティアでお願いします |
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阪神淡路大震災の頃から「災害ボランティア」が注目され、 災害が起きるたびに、ボランティアが活躍しているが、 最近、観光の仕事をしていても、同じ単語に出会うことが多い。 「ボランティアでお願いします」 読者の皆さんは、どう感じるだろうか? 「無報酬でお願いします」と認識していないだろうか。 しかし、観光の研修などで耳にする「ボランティア」は、 「有償であるべき」と主張している人たちが多い。 外国では「ボランティア」といえば「有償」が常識であり、 「無償ボランティア」という言葉自体、理解に苦しむという。 今後、こうした認識の違いで、実際の現場でのトラブルが増える。 特に、外国人に「ボランティア」をお願いした時には、 依頼する側と依頼された側の言葉の解釈により、 お互いが自分に都合のいいように理解するので注意が必要だ。 そもそも「ボランティア」って言葉は、 自ら進んで、自ら選んで・・という意味があるのだから、 「ボランティア」を依頼すること自体、おかしなことかもなぁ。
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