|
|
2019年11月30日(土) ■ |
|
20年間、お待たせしました |
|
富士山が真っ白な姿を見せ、雲ひとつない青空の下、 第20回静岡県市町対抗駅伝大会が静岡市で開催され、 我が町が、悲願の初優勝(町の部)を飾った。 地方公務員の現役時代から定年退職した今年の大会まで、 広報係で選手たちを取材・撮影したことや、 ゆるキャラのサポートでお手伝いしたことも加えると、 ほぼ毎回、大会の現地で応援してきた一人としては、 言葉にできないくらい、嬉しい優勝だった。 毎年上位に食い込むものの、昨年の2位が最高順位、 だからこそ、今回のレース後に、スタンドの私たちに向けて、 チーム監督が語った「20年間、お待たせしました」が、 なんとも言えなく、心に響いた。 彼も、第1回から20回まで、チームを率いて20年。 毎年、エースに頼らないチームとして「総合力」で戦い続け、 応援する私たち以上に、誰にも言えない悔しさを、 何度も味わったに違いない。 だからこそ、第一声の「20年間、お待たせしました」は、 私たちへの感謝の気持ちと同時に、自分へのご褒美として 発せられた台詞だったのかもしれないと思った。 今夜は、20年間チーム監督を続けてくれた彼に、乾杯だな。
|
|