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2018年06月08日(金) ■ |
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皆が「幸せの株主」になるの |
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映画「僕らのミライへ逆回転」(ミシェル・ゴンドリー監督)から。 発電所に忍び込んで大量の電磁波を浴びた若者が、その電磁波で レンタルビデオ店のビデオテープの中身を全て消してしまう。 それを隠す(笑)為に、自分たちで、名作を思い出しながら、 ハチャメチャな映像のリメイク版を制作して、店頭に並べると、 大好評でお店も大賑わい。 そんな、ありそうでありえないストーリーに、なぜか感激した。 若者2人では対応しきれないほど人気になって、 これまた、苦肉の作として、あることを思いつく。 それが「皆(お客・住民)も出演させること」 「そうすればもっと短い映画がたくさん撮れて、 お客さんたちをだますことにもならない」 「お客をだまさずに済んで、町の皆が参加できる、 皆が『幸せの株主』になるの」と叫ぶシーン。 この「幸せの株主」という表現、気に入ってメモをした。 そして「おれたちでおれたちの映画を作ろう、 オリジナルなら誰にも訴えられない」と物語は展開していく。 市民参加の映画づくりは「皆が『幸せの株主』」が基本だな。
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