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2018年06月04日(月) ■ |
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60歳のテーマは「お裾分け」 |
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毎年、誕生日を迎えると、今年はどんな1年にしたい、と決め、 多くの人にコミットメントしながら生活してきた。 (守れないことも多々あったけれど・・) さらに今年は還暦、60歳。 60歳代の大きなテーマも決めたいな、と随分前から悩んでいたが、 ぼんやりであるが、見えてきた気がする。 孔子は「論語」の中で、自分の人生を振り返り、こう言っている。 60歳は「六十にして耳順い」(耳順・じじゅん)と表現し、 「60歳になった時、耳にどんな話が聞こえても、 動揺したり、腹が立つことはなくなりました」と。 う〜ん、私にはまだその境地どころか、 15歳で学問を志す事も、30歳で自信がつき自立する事も、 40歳で心に惑いがなくなり、50歳で自分が生まれてきた天命を 知る事も、実はできていない。 けれど、それを嘆いていても、私は孔子ではないし、(笑) 一度きりの人生、残された日々をどう過ごそうか、と考えたら、 「お裾分け」という単語が浮かんできた。 「気になる一言」も、私だけのものにしておくには勿体無い言葉を、 知人・友人らに「お裾分け」しているだけだし、 柿田川の写真や映像も、全国の(今では外国の)方々に向けて、 その魅力を「お裾分け」する感じで、情報発信しているに過ぎない。 だから今年は、公務員生活の総決算として、微力ながら 自分の溜めてきたノウハウを、後輩達に「お裾分け」したいと思う。 まぁ、そんなに役に立つ情報はないかも知れないけれど。(汗)
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