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しもさんの「気になる一言」
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2018年05月21日(月)
朝日ににほふ

靖国神社参拝の帰り、遊就館(ゆうしゅうかん)に寄った。
NHK大河ドラマでは、なかなか語られない
「明治以降の日本の戦争・内戦において、政府・朝廷側で
戦没した軍人らを祀る神社、と言えばわかるだろうか。
そこでみつけた和歌は、本居宣長の作と言われているが、
「敷島の大和心を人間はば朝日ににほふ山桜花」。
意味は「日本固有の精神とはどのようなものかと問われたら、
朝日に照らされて香り立つ山桜の花の姿こそ、
大和魂であると答えよう」と解釈されている。
この大和魂を表わす和歌が、最初の神風特攻隊の名前に
使われていると知って、ちょっとびっくりした。
「敷島隊、大和隊、朝日隊、山桜隊」
なんと奥深い名前の付け方なんだろう、とメモをした。
ただもっと驚いたことには、母校の小学校校歌の歌い始めが
「朝日ににほふ、富士の嶺の」・・だったこと。
「朝日に照らされて香り立つ富士の嶺」を想像しただけで、
とても神々しさを感じてしまった。
学校の校歌って、今頃になってその意味を知ると、
いい歌だなぁって思ってしまう私がいる。