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2018年01月31日(水) ■ |
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輪がふたつ赤銅色の月を待つ |
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今朝の柿田川公園は、寒さで震えた。 もちろん、寒いからこそ目に出来る「毛嵐」は、 「どうだ!!、写真や動画、いくらでも撮ってくれ」とばかり、 私に囁いてきて、仕方なく「手袋」を外し、スマホを取り出し、 急速に耗るバッテリーを気にしながら、シャッターを押す。 「舟付場」と呼ばれる湧き間でも、白い水蒸気が立ちこめ、 思わず、温泉の湯気?と勘違いするほどの勢いがあった。 ファインダーの中は、大小のふたつの湧き間がレイアウトされ、 「あれ、地球と月みたいな関係だな」と感じた途端、 頭の中に、(俳句らしき)一句が浮かんだ。 それが「輪がふたつ赤銅色の月を待つ」 ちょうど今晩、楽しみにしていた「皆既月食」が起きるので、 この、丸い輪の中に「赤銅色の月」が写っていたら、 どんなに幻想的だろう・・と、素直に思ったからだ。 結局、季語が浮かばず、俳句はできなかったけれど、 こんな感覚で、柿田川と自然を、17文字にしていければ幸せ、 そしていつの日か、写真と俳句をセットにした作品を作り、 額にいれて、じっと眺めていたいな。
P.S. 管理しているFacebookページ「柿田川evol.」に投稿しました。 https://www.facebook.com/kakitagawa.evol/
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