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2018年01月30日(火) ■ |
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「赤銅色」(しゃくどういろ)の月 |
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明日、2018年1月31日は、楽しみな「皆既月食」。 「皆既月食」とは、太陽からの光によってできた地球の影の中を 月が通過するときに見られる現象。 言い方を変えると「太陽、地球、月が一直線に並んだとき、 月が地球の影に完全に入り込み、普段見ることのない現象」が起きる。 時間帯も、月の位置も、さらに日本全国で観られるなど、 申し分のない、絶好の観測条件であり、今からワクワク。 これからも、何度も皆既月食を見る機会はあるけれど、 「部分食の始めから終わりまで見ることができる皆既月食」は、 また何年も待たなくてはならないくらい珍しいのだから、 明日の夜だけは、テレビもパソコンも電源を切って、 ネットで配信されるリアル動画ではなく、寒さに震えながらも、 本物の「皆既月食」を自分の目で確かめて欲しい。 普段、パソコン、スマホなどで下ばかり向いている私達にとって、 夜空を見上げるという行為こそ、人間性回復に繋がると信じている。 1人でもじっと眺めるもよし、親しい仲間と飲みながら観るもよし、 とにかく「『赤銅色』(しゃくどういろ)の月」(赤黒い色の月)と、 自分たちの住んでいる「地球の影」を、脳裏に焼き付けて欲しい。 あとは天気を祈るのみ。 私は、いろいろなことを考えながら、じっくり眺めたいな。
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